Tea-Wi's Peaceful World

プレイしたゲームとかの記録をつれづれと( ❛‿❛ )

『Javardry 直下の戦線』 新月パーティ簡易記録 あとがき

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直下の戦線 ver1.027 タイトル画面

ということで新月PT編も完結。
ネタバレを含むあとがきですので、続きはご了解の上お読みください。

 

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あとがき

ゲームそのものの感想は太陽PT編のクリア感想をどうぞ。

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ちゃんと「シャルンディアの宝珠」は本人から貰っていますよ?

捏造ストーリー的はアリサ一行はシャルンディアと縁がないため「夢幻領域」には行かなかったことにしましたが、ゲーム的にはちゃんと行ってシャルンディアを救った上で「シャルンディアの宝珠」を貰ってきましたよ、ええ。

これだけ種族も職業もたくさんあるゲームなので、いずれ新月PTでの2周目をやる気でいたのは太陽PT編の「冒険の総括」で書いたとおりです。
当初はクリア報告だけにするつもりでしたが、なんだかんだでキャラ設定とかも考えてしまったので簡易連載という形になりました。

地象魔法使いを入れるなら「縮地」を有効に使いたいというところから地図を残すという発想があり、全部すっとばすのもアレなので「各階層のイベントは必ず消化する」というルールを付け加えました。結果的にはあまり意味がなかった気がしますが……。
一応「夢幻領域」のNPCが地図を全部消去してくれるのですが、手動で全てマッピングを済ませている以上大差ないなと思ったので、そちらもなしにしました。同じマップを2回書くのは流石に本末転倒ですし。

で、地図を残してアイテムも購入可、というルールが定まったところで「フウカたちに続く2周目のストーリー」ということにしようということが頭に浮かび、探索パートがない代わりに茶番多めという構成が決まりました。
作者ポリフェノール様からはご好評のコメントを幾度も頂いて恐縮の極みです

 

職業や種族を全て入れ替えたのですが、おかげさまで全くプレイ感覚が変わったので本当に面白かったです。
フウカ一行が騎士盾を活用した守り重視のプレイングだとしたら、アリサ一行は各種魔法を駆使した攻め重視のプレイングになりました。
2周目ゆえに敵の戦い方もある程度把握していたため概ね楽に進めたと思いますが、やはり最大HPの低さにはたびたび苦しめられました。特に後衛は同レベルのフウカ一行の半分以下のHPしかないので、やられる前にやらないと一瞬で死にます。
全滅こそしてませんが、実は結構な頻度で死者が出ていました。蘇生失敗が0回で済んだのは本当に幸運でした。

もっとも、体力を低くした代わりに他の特性値を思いっきり高くしたため、「やられる前にやる」戦法がより通り易かったのは大きな強みだったと思います。
これはこれでWizらしいゲームバランスが成立しており、面白みがあって良かったです。

 

まだ使っていない職業や種族もまだまだありますが、とりあえず2周したので次やるとしても間を空けると思います。
ゲームバランスがぶっ壊れるので没にした「神」系種族もいつかは使ってみたい……。

……しかし、太陽PT編の原稿用紙300枚ほどじゃあないですが、こっちも原稿用紙約120枚ほどの分量になりました。
筆が乗ったとはいえ、書きすぎです。

続きから裏設定晒しタイムです。

各キャラの設定

……しかし、「サ」と「カ」で終わるネーミングばかりなあたりつくづくネーミングセンスがない。「ナギサ」は「ナギ」、「ルリカ」は「ルリ」で良かったかもしれません。

別所で作ったオリキャラの名前の流用で、元々の漢字表記なら違和感がなかったんですがカタカナにした途端被りが酷いことになっちゃいました。反省。

アリサ&ナギサ

約70年前、アリサの父親の真祖の吸血鬼が自らの居城を拠点に世界征服の野望を唱え、世界を恐怖に陥れた。
だが聖なる鞭の使い手の英雄がたったひとりで城を落とし、真祖と配下の吸血鬼たちを斃したことで野望は潰えた。

まだ幼かったアリサは城から逃げ出し生き延びた。
そして英雄への復讐を誓ったのだが、その英雄もまた真祖が死に際に掛けた呪いの傷で数年後に命を落としていることが分かり、彼女は生きる意味を見失ってしまう。

ナギサはそのときに持ち出していた人形に魔力を与えたのが始まりで、その後幾度も身体となる人形を乗り換えさせながらずっと苦楽を共にしてきた。
人工生命といえど感情はちゃんと存在するし精神的に成長もするので、最初の頃のナギサはもっと無機質な性格だった。
現在のナギサはかなり戦闘能力に特化したボディだが、ナギサを守るには十二分の力があり大満足している。

そういう経歴の持ち主なので世界制覇のような大それた野望は必ず失敗するという冷めた考えの持ち主であり、半ば道楽で世界中の宝物を頂く怪盗として世界を放浪していた。シズカとはその放浪の旅の中で出会い、友人関係となっている。
ロマン好みなので、「永遠の乙女」と呼ばれる悪魔の伝説を信奉していたりとどこか危うい純粋さも兼ね備えている。

PT内では実年齢はかなり年長で100歳ほどだが、人間換算での年齢は15歳とかなり年若く、「お綺麗」なのが馬鹿にされるほどの年齢ではなかったりする。
ちなみにスタイルにはあまり恵まれておらず、ミサやチアキを羨ましげな眼で見つめていることもしばしば。
シズカはその点でも仲間だと思っているが、彼女の真の姿を知ったら落胆することは間違いない。

ルリカ

天界と地上で交易の仕事を担う下級天使。外見年齢は18歳と行ったところ。
平穏だが退屈で、着実に堕落しつつある天界に飽いており、地上に降りるとちょこちょこお遊びを繰り返していた。天使にもかかわらず「新月」の気質だったのはそういう理由。

たまたま地上に降りていたタイミングでレイアードが行動を起こし、そのせいで天界への交易路が封鎖されて帰れなくなり困っていたところでアリサたちと出会い、闇の種族が多いことに当惑しつつも気質が合ったため共にパーティを組むことになった。
キョウカの姿を借りたのは本当に偶然。本来の姿は雰囲気が近いとはいえかなり異なる外見。
一応パーティ内屈指の常識人ではあるため、気苦労はそれなりに多かった。

シズカについては悪魔がなんで天使の自分を好いたのかさっぱり理解できないと思っているが、友人としては信頼している。
天界に対してそんなに思い入れもないし、その堕落ぶりにうんざりしてもいるので自分もシズカのために堕天しても良いかなぁと思わなくはないのだが、そう簡単に割り切れないのが乙女心。

シズカ

パーティ内最年長、実年齢はなんと約1000歳の悪魔。外見年齢は精々13歳と行ったところだが、実はこれも仮の姿。
本来の姿は周囲をまとめて魅了できるほどの美女で、夢魔チアキですら一瞬で魅了されそうな美しさを持っている。

悪魔として独り立ちした頃には魔法王国崩壊の余波で世界は既に混沌に満ちており、悪魔が暗躍する意義を見出せず、いくら暴れても空虚さを感じるだけだった。
やがて世界が平穏になるにつれて、悪魔としての宿命に目覚め、台頭しつつあったラガーナ王国を再び混沌に陥れようと悪魔の軍勢と共に宣戦を布告したこともあった。
だがその外圧によって王国の発展はかえって刺激され、現在の隆盛に至ったのだから皮肉というもの。

長すぎる生と何をしても裏目に出る不運ゆえに悪魔としての宿命に疲れ、姿を少女に変えて自らの望む平穏を求めて旅をしている。時々姿を戻しては可愛らしい少女を弄ぶのが趣味。
アリサは出自が何かと自分と共鳴するものがあること、メンタリティが自分に近すぎることもあってそういう対象としては見ておらず、友人かつ妹のように見守っている。
彼女が腹を立てて話が進みそうにないときは代わりに話を引き継いだりする場面も多く、総じて参謀役といったポジションであった。

一方でルリカにはその魂そのものに本気で惚れこんでおり、本気で魅了するとその魂そのものを壊してしまうため封印中。
ルリカも天使ゆえに長命なので、長い時を自分と共に居たいと思って欲しいと気長に攻略する気でいる。
実は最初に出会ったときはもっと強引に行くつもりだったのだが、冒険のさなかで愛着が湧きすぎて逆に強引に行けなくなってしまったのは秘密。意外と乙女なんです。

ミサ

鬼の血を引いている王都の歓楽街育ちの女性。年齢は19歳。
美しいスレンダー体型と褐色肌で外見だけは非常に男性受けするが、鬼の血ゆえに恐ろしく絶倫であり、色街では大変に恐れられている。

鬼は自分より強い相手でないと子供を作れない性質があるのだが、普通の鬼はそもそも男の方が強いためその性質に悩まされることはなかった。
だが彼女は先祖が人と交わった結果偶然に強力すぎる力を持ってしまった個体であり、純血の鬼ですら恐れる特異な存在となっている。地球人とハーフのサ○ヤ人は強いみたいなもの
そのくせメンタリティが人間そのものなので、普通の恋愛では子供を作ることができないという鬼の宿命に内心絶望しており、男遊びを繰り返すようになったのも冒険に出たのも自分の相手となる男性を見つけ出したいというのが理由。
そのため実はPT内で抱えている心の闇が最も大きかったりする。素の性格の明るさでそれを感じさせないが……。

男の趣味は筋肉質で背が高い男。自分を押し倒せればなおよし。
実はフウカ一行のアキがあらゆる面でピッタリ合致するのだが、そういう男に限って既に相手が居る当たり現実は厳しい。

チアキ

夢魔の歓楽街」から地上に出てきていた夢魔の女性。外見年齢は17歳くらい。
リリスから生み出されたオリジナルの夢魔ではなく、幾度か世代を重ねて生まれた年若い夢魔

夢魔らしく妖艶な女性で、パーティー内一番のナイスバディ。
ミサとは異なりボーイハントはただの趣味で、線が細い男がタイプ。少年趣味もある。

「堕落の神」による支配に違和感を感じていた夢魔のひとりで、街を出れば何か変化を起こせるかもしれないと思い地上に出ていた。
地上で地象魔法を学び、そろそろ歓楽街に降りて行動を起こせるかなと思ったところでアリサたちのパーティの募集を見つけ、加入。
冒険の動機が「故郷を救いたい」なので、実は一番英雄らしい人。だが普段の言動がアレなせいであまりそう見てもらえない。

ちなみに次元の狭間で夢魔の創造主リリスと敵として対面するが、そもそも面識がなかったので特に躊躇なく倒してしまった。

その他

地下10階でレイアードが取り出した<聖騎士の記録>の最終章だが、「夢幻領域」に関する話は一切載っていない
これはフウカたちがシャルンディアのために、あえて書かない選択をしたらしい。
レイアードはもちろんその事情を知っており、彼女の意向を尊重して何も伝えなかった。

 

 

本連載は以上です。長々とお付き合いくださりありがとうございました。