Tea-Wi's Peaceful World

プレイしたゲームとかの記録をつれづれと( ❛‿❛ )

ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ 図鑑完成&レッド撃破 感想





一通りクリアしました。プレイ時間35時間ほど。
正直発売前に買おうかどうかはかなり迷っていたのですが、結果としては買って大正解でした

第1世代及び初期のアニポケを知ってるといろいろグッとくるものがあると思います。BGMもアニメの劇伴風のアレンジだし。
ロケット団のアイツらは言うまでもなく、さり気なくカスミの手持ちにコダックが混ざってたりと細かいアニメファン向けの改変が光ってましたね。あと金銀への伏線になる描写も多数追加されてました。いい意味で「ピカチュウ」のリメイクとしていい出来だったなと思います。

ゲーム面としては、とことん捕獲に関するストレスを緩和してとにかく捕まえまくるという方向性。言うまでもなく『Pokemon GO』の影響下にあるわけですが、元々初代ポケモンは「ポケモンを集める」ことが主軸だったわけでして、ある意味原点回帰でもあります。
それでいて「アメ」による育成は異様に限界点が高く設定されており(具体的には各能力+200まで)、育成要素も十分。まあ自分はあまり対戦とかやらないのでそこまでやり込むつもりはないのですが。
ポケモン収集で面白いのは「コンボボーナス」で、同一のポケモンを捕獲し続けてボーナスをつなぐと経験値や個体値が上昇していき、更に通常出現しないポケモンが現れるようになります。
この「通常出現しない」がポイントで、本来「生息地不明」になっているフシギダネヒトカゲゼニガメの御三家、ラッキーのようなレアなポケモンといった連中が手に入るようになります。「生息地不明」であって「生息していない」とは明言されていない点を逆手に取ったうまい要素だなぁと思いました。

あと素晴らしいのは実にHGSS以来となる「連れ歩き」で、150匹以上のポケモンに対してそれぞれこだわりを持って作り込まれています。リザードンカイリューに乗って空も飛べる!!
ホント最高なので来年予定の最新作にも期待したいのですが、確実に900種を超えるだろうポケモンにこれだけの作り込みが期待できるのか…と不安にならざるを得ないのも事実。

総評して、わたしの中で凝り固まってしまっていた『ピカチュウ版』への思い出補正を見事飛び越えてくれた名リメイクでした。この路線で来年の新作にも期待したいですねぇ。

まだまだ未クリアのマスタートレーナーが残っているし、XYやHGSSもまだバトル施設クリア出来ていないのでしばらくポケモン配信は続くと思います。