いよいよ『モンスターハンターライズ:サンブレイク』の発売まであと1週間を切りました。
最近はリハビリを兼ねてライズの再プレイをする一方で、今まで触っていなかった武器種にもいろいろ手を出しています。
個人的に使っていて楽しい武器種はこれ。
過去作でも全く触っていない武器種だったわけではありません(特にMH3Gではサブ筆頭として愛用してました)。
しかし、MHWorld以降の覚醒ゲージの追加やらなんやらで複雑化したなぁと思って敬遠していた武器種でもありました。
で、本作で触ってみようと思った理由がこんなお守りを持っているのを発見したから。
高速変形2回避距離1スロ3-1。
「回避距離」はほぼどの武器種でも有効に扱える強力なスキルですが、脚が遅いスラッシュアックスにとっては特に相性が良いスキルです。
更に新スキル「高速変形」は本作のスラッシュアックスを大きく飛躍させたスキルで、いよいよ変形斬りが火力面で主力に立てる程に強力なスキルとなりました。
MH3のスラッシュアックス導入から苦節12年。
昔からスラッシュソード呼ばわりだのパンパンゼミだの時代によって散々な言われ方をしてきたスラッシュアックスですが、ついに「変形」そのものが主力アクションとして活躍する時代になったのです。
更に面白いのが属性。
スラッシュアックスは属性解放突き以外は極端にヒット数が多いアクションがあるわけではないため、従来は属性をそこまで重視する武器種ではなく、攻撃力と斬れ味が良い強撃ビンの武器があれば良い……と言われがちでした。
ところがMHWorldで覚醒ゲージを満タンにすることで発動する「高出力状態」の登場でやや風向きが変わります。
高出力状態だと剣モードでの攻撃時にビンの爆発での追撃が発生します。「ビンの爆発」というくらいですから当然ビンの効果が適用されます。
これにより一時的に片手剣を上回る手数が出るようになり、属性ダメージの比率が無視できないものとなりました。
もっともWorldやIB時点ではこのビン爆発には属性補正0.35という甚大なマイナス補正が掛かっており、属性ダメージが重要と言い切れる程にはなっていませんでした。
そして迎えたMHRise。
このビン爆発の属性補正が1.0となった上、高出力状態なら斧モードでも追撃が発生するようになりました。
これに伴い高速変形スキルを用いた変形斬りを絡めたコンボでも高出力状態の恩恵を受けられます。
しかもIBで強属性ビンの属性補正が1.45に引き上げられたのも据え置きとなっており、片手剣どころか双剣に匹敵するレベルの属性ダメージを叩き出す、超属性特化も視野に入るほどの武器種に変貌を遂げたのです。
ついでに属性解放突きのフィニッシュが属性補正1.5・肉質無視に大幅強化、零距離解放に至っては属性補正2.0という「属性解放」の名に違わない程の属性攻撃力を誇るアクションに変貌。
しかもMHWorldにあった零距離解放の怯み補正0.1も廃止され、ピンポイントで吸い付いて無理矢理破壊するなんてことも得意に。ゴシャハギの背中も簡単に壊せます。
バサルモス相手に適当に零距離解放すると背中に吸い付くの笑える
— ** T.W ** (@Tea_Wind) 2022年6月24日
スラアクの部位破壊能力高いなぁ
#モンハンライズ #MHRise #モンハン #NintendoSwitch pic.twitter.com/laSYoLocOE
これは、もはや片手剣です。
具体的には属性依存度がめちゃくちゃ高かったP2G以前の片手剣です。
Riseの片手剣はもはや属性ダメージに期待するよりも盾殴りのスタンや高火力の剣コンボで戦う物理重視の武器種となっており、変に属性武器を使うよりも高威力の無属性武器だの鈍器心眼のニンジャソードだのを使ってる方が強いです。
一方で今回のスラアクはもう異常な程の属性ダメージを稼げます。
片手剣の数倍はザラ、リオレウスの頭のような属性弱点ながら物理も非常に脆い部位ですら総ダメージの半分~3分の1くらいは属性ダメージになります。異常です。
もちろん強撃ビンの武器で物理特化しても強いですが、ダメージ計算ツールでランキングを取ると大抵属性特化武器の方がダメージが高いです。
往年の片手剣使いとしてはこの属性特化武器というポジションは非常に惹かれるものがありまして、つい浮気しちゃいました。てへぺろ。
サンブレイクではもちろんメインは片手剣ですが、サブとして狩猟笛やスラッシュアックスも使っていきたいなぁと思っています。
発売が楽しみですね。