Tea-Wi's Peaceful World

プレイしたゲームとかの記録をつれづれと( ❛‿❛ )

ウィザードリィ外伝 五つの試練:「ガーブの宝珠 ~The Truth Story~」プレイ記録その9(完)

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ガーブの宝珠 タイトル画面

クリア後ダンジョンへ。ネタバレ注意。
いよいよ最終回です。

基本情報などはこちら。

tea-wind.hatenablog.com

*おしらせ*
マッピングツールは「方眼紙マッピング」を使用。
・アイコンはいろいろカスタムしています。
・呪文名はいわゆる「トゥルーワード」に変更は *しません*
・プレイしながら記録していたメモをほぼそのまま載せてます。
・ネタバレに対する配慮はありません。

地下666階「地獄」

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出てくる敵のランクが明らかに1段階上がっている。

礼拝堂の奥から地下666階に降りる。
出てくる敵が地下10階から更に1ランク強くなっており、特にブレスの熾烈さが今までの比ではない。

しばらく進むと「焼けるような熱」を感じるという警告メッセージが。
更に進むと炎の床! なんと約50ダメージ! めちゃくちゃ痛い……。

実はここは旧公式の作者コメントを読んでしまっていて、「どこかにシークレットドアがあったりするから探せ」ということらしい。
それに従って探す。ディテクトドア+忍者カナヤでも気配を感じてくれないので探すのに苦労したが、なんとか見つけた。

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ずいぶん趣味の悪いスイッチ。むしろ悪魔的には正しいのか?

無数の人骨で固められた不気味な柱」なるものを発見。不気味すぎるが、調べてみると鎖が垂れ下がっていて、引っ張るとマグマの噴火口が塞がった。

これで炎の床が解除され先に進めた……のだが、直後の戦闘の宝箱判定でカナヤとディバイントラップが両方「テレポーター」を指していたのに「スペルブラスター」に引っ掛かってしまった! なんて運の悪さだ……。
マナカとユマが死んでしまい探索続行不可能。しかもテレポーテーションも使えない!

どうしたものかと悩んだが、「エヴァキュエート」は使えたのでなんとかセーフ。ちなみにキャンプ中なら所持品を失うデメリットはない(代わりに呪文を忘却する)。

蘇生して再突入。もう2箇所火が出ている場所があったが、お約束の1x1部屋の連鎖を抜けていくとスイッチがあった。
両方とも火が止まったが片方は鉄格子。もう片方を進んで行く。
しばらく進むとまたスイッチがあり、先ほどの鉄格子が開いた。これが正規ルートだろう。

最後の転職

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僧侶からビショップにチェンジ! 本プレイで唯一2回転職したキャラとなった。

再び「法皇の聖衣」を手に入れたところで一考。
ナオの魔法使い呪文のMPの少なさが気になってきたところだし、「司教の十字架」もあるのでこれでナオをビショップに転職させてしまおう!

転職後、更に「セブンスブーン」使用でレベルを1下げて累計経験値も一気に増やす。
そしてMPはオール9! 流石大魔導師ナオだ。

悪魔的性能の首飾り

再突入。鉄格子の向こうを進むとMP回復の泉。悪魔たちの領域のくせに妙に親切だ。
その後また炎の床だが、カナヤがシークレットドアを発見! 先に進むと無事炎を止めることができた。

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何故か呪われていない首飾り。性能もあまりに悪魔的。

そして「悪魔の首飾り」を入手。名前からして呪い装備だろう……と思ったらとんでもない性能をしていた。
AC-3・呪文抵抗+98%ヒーリング+5毒麻痺石化耐性……目を疑うような超性能。ガーブの宝珠より強い気もする。
効果説明文の枠が埋まってるだけで実は呪われてるんじゃないの?と思ったが、そんなこともなく普通に装備できる。
間違いなく最終装備の一角だろう。探索中に見つけられたのは幸運だった。

炎が引いたエリアからは東西に道が繋がっている。とりあえず東から。
奥に進むとスイッチがあったが、どこの仕掛けが作動したかはわからない。もしかしたら西側に鉄格子があったのかもしれない……。

先ほどの「悪魔の首飾り」、明らかに出現率が高い
ちょっと探索しているだけで既に3つ集まってしまった。当然該当キャラの呪文無効化率は100%に。

先ほどの分かれ道に戻り、西に進むとかなり開けたところに出た。右手側の壁に沿って進んで行くと開いている鉄格子を発見。ここがさっき押したスイッチで開いた鉄格子だろう。
その奥にはまたスイッチがある。一応押しておこう。

広間を南に進むと炎上床。これ以上は進めないか。
壁を片っ端から探索しているとシークレットドア発見。奥ではやはり炎を止めるスイッチがあった。

炎を止めた先には異常すぎる長さの直線が。
どう見てもワープポイント踏んでるだろと思ってウィザードアイを唱えたら案の定。
しかしちゃんと先には進んでいるようで、横にシークレットドアが仕込まれていたりするような様子はない。

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伝説の武具大集合! 頭がおかしい。

奥の扉を開けると……なんとマジックシリーズ揃い踏み! 正気じゃねぇ!
なんとか倒すも宝箱は出ず。ランダムエンカでこれかよ……。

ヤバそうな正面の道はスルーして左に行くとMP回復の泉、右に行くと帰れるカエル。
中央の道は鉄格子で塞がれていて、すぐ左右の扉の先にスイッチが2箇所ずつある。
順番に押していけば最終的に中央の道が開くということのようだ。

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オレは……スーパー・村正だ!

宝箱からついに「村正」……ではなく、「二刀流村正」が!!!
何と二刀流対応! ただの村正ではなかった!……もう1本集めろと言うことか。

スイッチを全て押し、遂に中央部の道が開けた。マップ的にもここが最後だろう。
……だが、全員レベルアップ可能なので一旦帰ることにする。
ついでにここの敵はドロップが凄まじいのでもうちょっと稼ごう。経験値も凄いし。

続々手に入る最終装備の数々

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神聖手裏剣とオーディンの魔剣。
オーディンの魔剣といえば「斬鉄剣」とか言ってみる。

? 星型の物体」が登場! ついに「真正手裏剣」ダブル装備が実現する……と思ったらそれどころではなかった。
なんと「神聖手裏剣」という更なる上位武器が! テンションがヤバい。
君主用にも「オーディンの魔剣」というエクスカリバーの更なる上位武器が手に入った!

このエリア、玄室が3箇所しかないので中断連打した方が楽そう。帰りはカエルで一瞬だが……。

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前代未聞の村正二刀流。そして最強の後列武器「神聖なる弓」も!

「二刀流村正」2本目! 世にも珍しい村正二刀流という地獄が完成した!
最強の弓「神聖なる弓」が登場。なんと全職装備可能! そして最後には「神聖手裏剣」2枚目も!

そして戦士アキがLv50、忍者カナヤがLv43、侍マナカがLv36、ロードフウカがLv31と切りが良いレベルに。
とりあえずこれで裏ボスに挑んでみようかと一念発起。

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裏ボス挑戦前のPTメンバーのステータス。

地獄の最深部へ

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地獄最深部で響き渡る不気味な声

最深部に辿り着いたフウカたち。
突如、部屋に不気味な声が響き渡った。

――求めよ……さらば与えられん?
――訪ねよ……さらば見出せん?
――門を叩け……さらば開かれん?
――全てを求むる者は得、尋ぬる者は見出し、門を叩く者は開かるるなり?

グフフ……地球族の好奇心とは恐ろしきものよ。
その底なしの下らぬ欲得が、自らの身を滅ぼすことになるのだ。

我の傷は完全に癒えた……。
後悔と絶望に苛まれる、お前たちの骸が我の前に横たわる時、
我の計画していた新宇宙創造の狼煙が上がるのだ。

我は決して悪ではない……。
生き残りし強者が正義。死に逝く弱者が悪と知るがよい

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魔神との最終決戦!

魔神ディアブロ」・「鳳苦雨陰怒」・「グレーターデーモンクイーン」と戦闘!
ぶっちゃけ魔神やデーモンはどうでもいい。問題は最上位忍者の「鳳苦雨陰怒」!ソフトークオールスターズに帰れ!
カナヤとナオの首が飛ばされたところで、ユマの「セブンスブーン」で賭けに出る! 見事「健康と復活」を引き当て、ふたりが復活!
そのターンに前列の3人が忍者にトドメを刺した!ディンクが居なくても良いんですね!
その後グレーターデーモンクイーン、魔神ディアブロの順番に倒しゲームセット!

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魔神撃破の瞬間。やはりマナカがやってくれました。

戦闘後、気味の悪い紫色の肉塊が床に転がっているのを見つけた。
その肉塊は小刻みに伸縮を繰り返し、まるで生命が宿っているかのように見える。
ディアブロの心臓」を手に入れた。きもちわるい……。

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地下666階「地獄」のマップ

英雄たちの帰還

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** Congratulations! **

**おめでとう**

おぉ……! それは破壊の神と名指しめるディアブロの心臓ではないか……。
すると奴はまだ生きておったと言うことか……。
うーむ、どうやらフレドリック卿の奴、わしらに要らぬ心配を掛けぬととんでもない事実を隠しておったようじゃ。

諸君らのニルダール城親衛隊の将校の名に恥じぬ偉業と功績の数々。
もはや、このベルグラード王国に留まらず、世界を救済した輝かしき英雄伝として語り継がれていくことであろう
真にご苦労であった。

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年齢欄の右に2つの勲章を手に入れた!

ということで「ガーブの宝珠」は完走……ではない。

最後まで閉じられていた地下1階の「旧訓練場」の扉が開く。
今まで戦ってきたボスの何体かが配置されており再戦できる……だけではない。ここに最後の裏ボスが配置されている
ただ現状のレベルでは全く勝ち目がなく、セブンスブーンで吹っ飛ばすくらいしか勝ち筋を見出せそうになかった

相当なレベル上げ・アイテム収集をしたうえで挑戦しないと明らかに無理なので、こちらはひとまず保留することにした。
ストーリーは正真正銘これで終わりなので、感想記事を書いてひとまず連載完結ということにする。

完走した感想

ガーブの宝珠 ~The Truth Story~』。これで本編+おまけ階層までクリアです。
本作はまさに「スタンダードなウィザードリィ」そのものであったといえるでしょう。
簡単すぎず、かといって過剰に難しすぎることもなく、アイテムハントの楽しみも十分で、個人的には1本目に選んで正解だったと思います。

特徴として扱いが難しくなりがちな上級職への救済が非常に充実していたことが挙げられます。
『五つの試練』の仕様として、キャラ作成でType-Aを選ぶことで最初から全ての職を選ぶことができます(もっとも今回は通常のType-Bでプレイしましたが……)。
そのこともあってか、上級職のためのアイテムが序盤から多数登場しており、後々から上級職を使いたくなったときのために転職アイテムも用意されています。
普通に転職した場合も「若返りの石」がかなり簡単に手に入るので、年齢上昇のデメリットもかなり緩和出来るのも嬉しいですね。

特に何かとぞんざいに扱われがちなビショップへの救済が充実していたのは特筆に値します。最初から連れて行くのも十分視野に入る上、後で転職させても十分過ぎる戦力になります。

他にも忍者用の装備も多く、地下5階で手に入る「盗賊の針金」はまさに忍者の宝箱鑑定能力を底上げするためのアイテムです。
戦闘面でも中盤に入る頃には手裏剣系の武器もドロップで手に入るようになり、後列アタッカーとしては無類の強さを誇ります。
忍者って実はイメージほど強くないことが多いのですが、本作に関しては間違いなく強ジョブと言って差し支えないでしょう。

ダンジョン探索についてはマップが24x24と広く、その割にダンジョンの密度がやや乏しかったです。20x20にしてもうちょっと密度を上げていれば印象は違ったのかなと。
特に地下7~8階は同じ探索を4回やらされる構成でして、正直かなり退屈でした
とはいえ、攻略する意味がない階層は一切なく、全ての階層をちゃんと探索する意味合いはあったので楽しかったです。
またキーアイテムが使用後にちゃんと消えてくれたり、細かいところにショートカットが多数仕込まれているお陰で再探索が非常に楽だったりとユーザビリティーの観点では非常に優れていたと思います

もちろん歴代Wizに対するオマージュは山ほど仕込まれています。
レアアイテムの数々、各種仕掛け、ダンジョン内のメッセージ、敵などなど……。
全体的に見て非常に「ウィザードリィらしいウィザードリィ」で良かったです。

今後プレイするシナリオの評価は本作が基準になるわけですが、平均点は大きく超えて5段階評価で4以上は固いシナリオだと思うので、今後のシナリオ評価に大きく影響を与えるかもしれないなぁとか思いました。

初回からかなり重量級だったので、次回は多分短編シナリオから何か探すと思います。
長らくお付き合い頂きありがとうございました。