『ウィザードリィ外伝 戦闘の監獄』は2005年に発売されたシナリオで、この『五つの試練』のベースになった作品です。
『五つの試練』Steam版発売の際に本作もDLCとして配信予定とされていましたが、3月30日についに配信されました。
本作最大の特徴は「魔法効果AUTO」と呼ばれる、アイテムに付与されるランダムの追加効果。
レアアイテム探しだけでなく、装備に付く効果まで粘ることになるわけです。まさに「戦闘の監獄」。
当時からかなり高評価だったらしいのですが、長年プレイする機会がなくこの『五つの試練』DLCが初プレイとなります。
久々のプレイなのでプレイ記録の書き方を忘れていますが、ぼちぼちやっていきたいと思います。
キャラクターメイキング
今回もいつもの面々に出陣していただきます。
フウカ G-Gno-Lor BP38
アキ G-Dwa-Fig BP19
マナカ G-Hum-Fig BP19
ユマ G-Gno-Pri BP28
カナヤ E-Hob-Thi BP19
ナオ G-Elf-Mag BP19
キョウカ G-Elf-Bis BP19
BP運は比較的良かった。ただ盗賊でBP25以上が欲しかったな……。
フウカでBP38を引けたので開幕ロード。レベルアップが遅くて苦労しそうではあるけど。
今回はカナヤが悪スタートだが、中立が1人だけ混ざってるのが個人的に好みじゃないというのが理由。道中で善に自然に変わるのに期待だ。
例によってキョウカは鑑定要員。序盤だけ使い、中盤以降はユマかナオのどちらかを転職させる。
早速ショップを覗く。ウィザードアイ効果の「方位の巻物」が在庫無限かつ20ゴールドと破格。マッピングなしでも攻略可能かもしれないな。やりますが。
「戦闘の監獄」の特徴はなんといっても「魔法効果AUTO」。ドロップアイテムを鑑定するとランダムで追加効果が掛かっているというもの。
更に既存のアイテムにもお金で追加で魔法を掛けることが出来る。上手く使えばとても有利になる要素だ。
逆に言えばこのせいで上級職専用アイテムにあまりメリットがないらしいのだが。
第1迷宮:カラムの洞窟
お約束だがしばらくレベル上げ。
階段の横でぐるぐる回り続ける。友好な敵は逃がしてカナヤの性格変化を狙う。
ひとまず全員Lv5まで上げる。その過程でカナヤが善に変化したので美味しい。
そうしたらレベルアップが速いカナヤを一旦外してキョウカを入れる。Lv1のままでは鑑定が捗らないのである程度レベルを上げておく方が効率がいいのだ。
キョウカもLv3まで上げる。Lv1よりは鑑定成功率がマシになるだろう。
ユマがマジックライトとネームモンスターズを覚えたので最低限の探索準備は整った。
ナオもグループ攻撃のファイアや全体攻撃のサンダーを覚えたのでこのあたりの階層で戦闘に困ることはないだろう。
本格的に探索開始。
地下1階はシンプルに小部屋が並んでいる構造。中央に広大な空間が見えるが、唯一の扉は鍵で閉ざされていて現在は通行できない。
階段の側にはハルシュタインなる人物のメモが壁に貼られている。
「ここは、雑魚ばかりだ。初心者には良いが私には退屈だ。
しかし、後続のため気がついたことをメモとして残そう」
北東部の地下2階の階段へ。
どこかで見覚えのあるぐるぐる回廊の奥にはまた登り階段。先ほどは入れなかった中央エリアに入れるようだ。
階段を上るとこんなメモが。
ハルシュタインのメモがドアに貼られていた。
「初心者用にメモを残す。この先回転床あり」
なんて優しいんだ……。
回転床周辺を探索したところで方位の巻物が切れる。一方通行扉から帰って補充補充……。
もう1回戻って探索すると再び下り扉。地下1階と2階を行き来するマップ構成か。
地下2階に進むと奥にダークゾーン。慎重に探索していると小部屋の中にまたメモが。
「暗闇の中に転移装置が仕組まれているようだ。まず、位置を確認せよ。」
めちゃくちゃ優しいな!
ダークゾーン内に転移マスが仕込まれているというのはいきなりスパルタに感じるが、左手法で壁伝いに歩いていれば踏むことはない。チュートリアルらしい親切設計も垣間見える。
先に進むと登り階段。脇の部屋には石像がある。
宝石を散りばめた台座に石の像。
石の像は人に似せて造られている。どこかの有名な人物なのであろうか?
懐かしさを感じる。台座の前には枯れた花束と貢ぎ物が並び
石の像は蝋燭に照らされ、周囲にはお香の煙が充満している。
もうメッセージでお察しだが、「探しますか?」→「はい」
で「古のゴースト」と戦闘。経験値741×6の彼ですね!
例によって攻撃力は低いが、今回は睡眠の効果が付与されているのでちょっとだけ手強くなっているようだ。
地下1階に登ると鍵の掛かった扉がある。
カナヤに開けさせるとまたメモだ。
『光を示せ! ドアは現れる!』
「マジックライト」などで明かりを付けていないと見えない扉があるということだ。
扉を抜けて先に進むと、扉にメモが貼られた部屋がある。
『この先のスイッチを押せば、冒険が楽になるだろう』
メモに従ってスイッチを押してみるとなんとミニマップ表示! これはありがたい。
スイッチを入れた階層限定だが、とりあえずこれで迷いにくくなるだろう。
積極的に戦ってきたこともあって所持金が10000ゴールドを超えている。
店売りのスペシャルアイテムである「ファイアーソード」を購入。なんと攻撃回数5回!
序盤の敵ならば余裕で一撃だろう。
最後の階段から地下2階へ。すぐ側に下り階段があったので降りて座標だけメモ。
探索していると再びスイッチを発見。ONにしたらやはりミニマップが表示された。
途中、シュートで落下して地下3階へ落とされる。階段の位置をメモっておいてよかった。
すぐに階段の場所を見つけて退路を確保したのでそのまま探索。ハルシュタインのメモによるとここが最終階層らしい。
2×2の部屋が続くどこかで見たような構造だ。
ただ回転床は1箇所だけだし、元ネタの方にあったピットも仕込まれていない。優しい。
奥にある隠し扉を開けると回復の泉があり、その側にはハルシュタインのメモが壁に貼られていた。
『この先、迷宮の主の住む場所。眠らせて行動不能にし、殴り倒せ!』
奥のスイッチを押してボス戦! ブリンクドッグとスケアクロウ登場!
見るからに首を吹っ飛ばしてきそうな見た目をしている。言われた通りに睡眠を掛け、殴り倒したりメガファイアで一掃。
奥にはミニマップを表示するスイッチと石碑がある。
石碑には文字が刻まれていた。
「廃坑としては、初期のものだ。ここに私の記念品の小手を残す。
王に見せれば、冒険者の証として認めて貰えるだろう。」
「?小手」を入手した。
街に戻って鑑定すると「ハルシュタインの小手」だ。……呪われている! なんで!?
王城に持っていくと王の前へ謁見。
「よくぞ、ハルシュタインの小手を持ち帰った。
これで冒険者の入り口に立つことができたようだな。
さらなる探索を進め、我が国の危機を救うことを期待する」
……ということらしい。その小手呪われてるけど良いんですか?
かなりよくできたチュートリアルだった。
むしろこの迷宮を抜粋して『五つの試練』のチュートリアルに入れればよかったのではなかろうか
ひとまず最初のチュートリアルは突破。
次の「デュエルの洞窟」からが本番ということだろう。
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