Tea-Wi's Peaceful World

プレイしたゲームとかの記録をつれづれと( ❛‿❛ )

『Javardry 直下の戦線』 聖騎士フウカ一行 冒険の総括

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直下の戦線 タイトル画面

前回の感想記事はネタバレを含まないゲーム全体の感想を述べるための記事でしたが、フウカたちの冒険の総括もしておきたいと思ったのでエントリーを分けることにしました。

tea-wind.hatenablog.com

ですので前回とは異なり今回はネタバレを含む記事となります
ネタバレを嫌う方は*おおっと* テレポーター!

みなさまが最強です!すごい!!

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裏ボス撃破のメッセージ

まず、「夢幻の闘技場」の裏ボスを撃破しました。
詳細は例によって「君の手で確かみてみろ!」ということになるのですが、ストーリーで欠けていた最後のピースが埋まった感じでした。
幸い、ダイヤモンドドレイクのような「他の敵とは本質的なレベルで一線を画す」ような強さはありません。シャルンディアを救い出せたPTなら勝てるようになっていますので、ここまで来たら是非挑戦することをおすすめします。

なお、この『みなさまが最強です! すごい!!』という文言は、本作の「冒険の進め方」というテキストに「やりこみの到達点」として提示されているものです。
あとはアイテムコンプリートくらいですが……流石に何時間かかるか分からないのでまた今度に(笑)

 

さて、これで本当に『直下の戦線』の最後まで辿り着きました

逃走を強いられたり、脱出呪文を使ったりと実質的には敗北した戦闘こそ何度もあったものの、幸いにして全滅0回・ノーリセット・脱落者ゼロで攻略することができました

正直何度か全滅するだろうとは思っていたのですが、自分が選んだPTが相当バランスに優れており、ピンチを切り抜ける地力がしっかりとあったのが大きいです。

感想記事でも述べましたが撮影したスクリーンショット約900枚、本連載の記述の文字数は実に原稿用紙換算で300枚以上という、プレイ前には予想すらしていなかった規模の連載となりました。
特に終盤以降の記事の肥大化は半端ではなく、ストーリーの面白さとフウカたちへの思い入れの増加も相まって筆が乗りに乗った結果こんなことになりました。
「プレイ記録」と銘打った以上もうちょっと簡潔にまとめられても良かったかもなぁというのが本音ではありますが、Twitter上での作者様とのやりとりがより楽しいものとなったので結果オーライとします。

ゲーム部分の総括

ゲーム部分については、終盤のボス戦がワンパターンになりがちだったかなという印象です。
「呪文無効化率」というステータスがありますが、これを様々な手段で上げることができるので敵の呪文をほとんど無効化できてしまいます。
更にこれとは別で状態異常耐性というものもあります。このゲームはWiz系のゲームに漏れずファンブル*1の概念があると思うのですが、呪文無効化率・状態異常付与の両方でファンブルを引くのはほとんど起こらないと断言出来てしまう確率なので、敵の呪文攻撃については例え即死魔法であっても絶対的な安定感を得られます。

そのため終盤の脅威は無効化できないブレス系攻撃か一部の暗黒魔法に限られます。

結果的に、終盤の戦闘は耐性を揃えて呪文無効化率をガンガン上げ、ブレスでやられる前に火力で一掃する、という流れに固定されがちでした。

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間違いなく本作最強アイテムの『護りの盾』。

もっともこうなってしまった最大の原因はナイトの騎士盾のせいです。特に護りの盾の性能は圧倒的であり、片手槍と合わせて行動速度補正+14からの味方全体全耐性付与、更に防御力・呪文無効化率強化は、他の味方の装備を耐性度外視で特性値補正最優先に変えてしまっても何ら問題ないほどの安定感を誇りました。

結果的に特性値補正により味方の火力が更に上昇し、ますます安定して戦える、という好循環が生まれました。

ナイトが居ないPTでは耐性重視で装備を組まざるを得ないため、ここまで高い火力で攻略することはできなかったと思います。
恐らく他のPTでは終盤がここまで楽勝ペースになることはないだろうと思うので、ゲームバランス自体が甘いということではないと思います。「護りの盾」もレアアイテムですからね。3回くらい出たけど

あとは安定感が高くなった理由は最初のキャラクターメイクで明らかに「生命力」特化にしすぎたことですね。
全員が生命力7以上はHPが非常に高くなるためかなり楽になりましたが、その分をちょっと削って他の特性値に回せばもうちょっとキャラクターに尖った個性を持たせることができたのかなとちょっと後悔気味です。

ストーリーの感想

前回の感想はネタバレなしだったため、ストーリー部分の感想はこちらで述べさせて頂きます。
まず本作のストーリーは地下5階まで・地下10階まで・クリア後の前半・後半の4段階に分けられており、それぞれ以下のようになっています。

  1. 王国の冒険者として迷宮を探索し、古の王子レイアードを追い詰める
  2. 異界の神々という新たな敵を撃退しながら、地下10階の「星脈の渦」を目指しレイアードとの決着を付ける
  3. 次元の狭間から時空を超え、古代魔法王国の滅亡の真実を知る。
  4. 最後の敵を倒し「お姫様」の心を救う

といった感じです。

それぞれ非常に丁寧にテキストが書かれており、特に悪役であるレイアードにだんだん愛着が湧いてくるのはなかなか愉快でした。当時のわたしの記事を読んでいてもなんとなく伝わってくるのではないでしょうか。

細部のストーリーに関しては今までの記事でたくさん書いてきたので詳細は省きますが、本連載の記事肥大化を生んだ要素であることは間違いありません
ストーリーの大筋は大体紹介しましたが細部は省いているものがたくさんあります。是非自分の手でテキストコンプリートを目指してみることをオススメします。

キャラクター紹介 完結編

性格等の設定はその15後編の記事を参照してくださいな。

フウカ

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神竜の鱗鞭」のお陰ですっかり鞭使いにクラスチェンジしてしまった聖騎士フウカ。
とはいえ「純白の聖剣」というピッタリな装備も手に入れ、ますます主人公感を強めた。

実際主人公なので、記事で「フウカは~と感じた」みたいな記述があったら大体わたし自身の感想を述べていました。

フウカ「英雄扱いというのは慣れないものだね……」
ユマ「あら、聖騎士様は人に崇められるのは慣れてると思ってたけど」
フウカ「わたしはもともとそういう性質じゃないんだ」

アキ

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上でも述べましたが「護りの盾」の圧倒的な防御性能で最も重要な役割を果たしたナイト。
彼が倒れると一巻の終わりなので、装備等は行動速度と耐性最優先。

盾で防御障壁を展開し続けるだけで物理と魔法に対してはほとんど無敵。ブレス連打が最大の敵。

アキ「みんなを守るのが俺の役目だ。騎士として学んだ盾使いが冒険でも役に立って良かったな」
カナヤ「打たれ弱い僕にとってはホント助けられたよ……」

マナカ

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二刀流の剣豪。
その15の時点では首刈りの印象が強いキャラだったが、鬼神の湾刀」二刀流が実現した結果筋力の特性値が凄いことになり、フルヒットすれば合計600ダメージ以上も期待できる圧倒的な攻撃力を手に入れた。

ナオの元素魔法の影に隠れがちだが、こちらもなかなか狂ったキャラになったと思う。

フウカ「うーん、その剣術も勉強してみたかったかも」
マナカ「アタシはアンタみたいな魔法は使えないんだからお互い様ね」

カナヤ

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宝箱解錠、手裏剣による状態異常ばら撒き、奇襲によるグループ首刈りと何かとマルチな役割をこなしたスカウト。ボス戦であまりやることがなくなってしまうのはご愛嬌。

手裏剣はまだレア7なんだけど、レア8のものを手に入れたらどれくらい強いのだろうか……。

カナヤ「……隠れてれば姉さんに見つからずに遊びに行けるかな」
マナカ「カ~ナ~ヤ~? どこに行くのかしら~?」
カナヤ「ひいっ」

ユマ

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シークレットドア発見による探索の補助、全ての魔法アイテムを使える柔軟性、最終的に「月の女神の弓」によるデバフばら撒きとまさしく学者にふさわしい頭脳プレイで大活躍してくれた。
まさにアイテムのスペシャリスト。作者さん的にスカラーは上級者向けの職業だったらしいですが、使いやすい職業だったと思いますよ?

アキ「お前の知識にはホントいろんなところで助けられたな」
ユマ「あら、貴方の盾にもいつも守って貰えたわ」

ナオ

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装備と雫でガンガン魔力を伸ばし、最終的にお前が魔王だろってレベルの圧倒的魔力を手に入れたナオ
以前も申し上げましたが彼女が一番「ただの人間」のポジションのキャラでした。それがここまでの強さになるとは……。
爆光」はマナカの二刀流攻撃に匹敵する威力を全体に放つという無茶苦茶な強さ。

フウカ「こんなに強くなるなんてね……。もうわたしより強いんじゃないかな」
ナオ「えへへ、ちょっと嬉しいです」

今後の予定

今回使わなかった職業・種族を用いた「新月」パーティでのプレイをしてみたいですね。
ただ、ストーリーと探索は本連載で全て終えているので、今回のような連載ではなくクリア報告という形で掲載することになると思います。

これで本連載は本当に完結です。長らくありがとうございました。
そして改めて作者ポリフェノール様にも感謝を。

*1:本来はTRPG用語。例え計算上の成功率が100%だったとしても、サイコロの最大の目が出た場合だけ必ず失敗となる要素のこと。Wizの場合は確率計算が20面サイコロを再現しているため、ファンブル率は5%。