地下10階攻略の続き。
今回は【前編】【後編】になります。
*おしらせ*
・マッピングツールは「方眼紙マッピング」を使用。
・アイコンはいろいろカスタムしています。
・プレイしながら記録していたメモをほぼそのまま載せてます。
・ネタバレに対する配慮はありません。
ダウンロード先等の情報はその1の記事を参照ください。
レベル上げとアイテム収集
地下10階の敵はめちゃくちゃ強く、現時点ではボスの下に辿り着くまでにリソースが残らないためレベル上げとアイテム収集をしようと決めたのが前回のお話。
ということで地下10階の8連戦をして例のメッセージのところから帰る、を繰り返すことにした。
元素Lv7「<迷獄>の魔術書」「<追放>の魔術書」を入手。早速習得チャレンジに挑戦したが流石に両方は覚えられず、「迷獄」のみ覚えた。
「追放」は呪文無効化無視のグループ即死(強制転移って書いてあるから参照する耐性が違うのかも?)なので覚えたかったなぁ。まあ「迷獄」も全体睡眠・麻痺・石化なので超強烈だけど。
続いて「<転移>の魔術書」も入手。これを覚えればあらゆる探索が楽になるが……流石に成功しなかった。そう簡単にはいかないか。
どちらかというと「追放」の方が欲しかったなぁと思っていたけど、実際に使ってみると「迷獄」も相当理不尽な性能をしている。
なんといっても「睡眠」「麻痺」「石化」の全てに耐性がある敵はスピリットとアンデッド系くらいしかおらず、大抵の敵は3つのうちどれかは刺さって無力化する恐ろしさ。
右側の画像のコキュートスドラゴンなんて上位種ドラゴンなのに睡眠が有効だったせいで無力化されてしまっている。
希少度7防具の中では比較的出やすい「ミラージュローブ」は防御力こそ前衛用の鎧と比べると低いものの、高い呪文無効化率と即死耐性を兼ね備えた逸品。ただし「呪殺」は別耐性のようでこっちには耐性が付かないのが厄介。
防御力は呪文で比較的簡単に補えるのでこの際前列もこれでいい気がしてきた。6個揃うかなぁ。
また「若返りの石」も入手。地下1階の女性が噂していた代物だ。
全員ゲーム開始時から1歳程度年を取っているが、まあ急いで使うほどのものではないか。
そうこうしているうちにLv24になった。NEXTは約2,700万。まだ行けそうな気がするなぁ。
装備品の集まり具合も正直万全とは言い難い。Lv25まで稼ぐことにする。
未確認だった最後の元素魔法Lv7「<至理>の魔術書」がついに出てきた。「理に至る」とはまた凄いネーミングだ……。
レベルアップした甲斐もあったのか、こちらは無事に習得成功。
あとは習得に失敗した「追放」と「転移」だけとなった。特に「転移」は喉から手が出るほど欲しいが……そう簡単には出てくれないようだ。
最高級の騎士盾「誓いの盾」入手! 使用すると戦闘中PT全体に即死耐性などを付与できる超強力装備だ。
流石にもう「銀の騎士盾」はお役御免だと思うので売却。長らくお世話になりました。
またこれの装備で各種補助魔法込みでのアキの呪文無効化率がなんと80%に。盾の使用効果も含めると回避可能な魔法に対してはほぼ無敵と言える。
「フェザーブレード」を発見。これは使用すると地象Lv2「瞬応」が使えるのだが、その効果は自分にしか使えない「加速」。50歩の間攻撃回数と行動速度をアップさせる非常に強力な魔法だ。
いちいち持ち回すのが面倒だが、これでほとんどのメンバーがノーコストで「加速」を常備出来るようになったことになる。
唯一フェザーブレードが使えないナオは自前で「加速」を掛ければ良いので、全員の行動速度が劇的にアップしたことになる。
この効果は絶大で、敵の攻撃を受ける前に殲滅できることが劇的に増えて一気に消耗が少なくなった。
運が良ければ8連戦1周まるまるノーダメージで進めたことすらあったほど。
また、元々騎士盾と片手槍装備で行動速度が速いアキが更に素早くなり、たいていの場合敵より早く「誓いの盾」を使えるようになった。そのため即死耐性の重要度が下がり、前衛キャラは防御力が高い鎧装備をしても支障がなくなった。
他にもいろいろと装備を整えつつ、ついにLv25となった。その過程でナオの元素魔法Lv7もコンプリート。
現段階での装備は実際に画像を見せた方がてっとり早いので一挙載せることにする。
いざ決戦へ
レベルは十分。装備も十分整ったのでついに最深部に突入する。
「<巡礼>の聖印」を使用してみたら無事地下10階の最深部に飛び込めた。
戦力は万全。いざ――決戦!
登場したのはレイアード……ではない! 現れたのは「混沌と破壊の神」!!
まさに地下7階の酒場の主人が言っていたとおり――奴は戦う前にこちらに心理攻撃を仕掛けてくる悪魔だったのだ。
とはいえこちらの装備も万全。呪文無効化率をガン上げし、あっさりと切り捨てた。
混沌と破壊の神が居た部屋の周辺をうろつくとシークレットドアがあり、その先には交渉可能モンスター「うっかりものな恐怖の存在」がいた。可愛いな?
その後は左右に道が分かれているが、どう見てもワープポイントなので一旦スルー。
その奥には「アイアンゴーレム」他との戦闘。こちらも特段苦戦はしなかった。
また左右に道があるがワープ先が見えているのでやはりスルー。マッピングは後回しだ。
奥にはレイアードがいた。先ほどのアイアンゴーレム共は彼が「混沌と破壊の神」と対峙するための尖兵だったようだ。
「おおっ……?
追いついてきたのが、まさかキミタチとはね……!
混沌と破壊の神を牽制するため、最高傑作の魔法生物たちを配置していたのに。
なんだか自信なくしちゃうなー。
えっ、混沌と破壊の神も倒してきたの……!?
またまたぁ~、ご冗談を! ハハハ……ハハ……
……冗談だよね?」
うん、あの混沌と破壊の神とやら、全然大したことなかったよ。
余裕の表情を見せるフウカたちに対し、流石にレイアードもいつもの作り笑いを保っては居られないようだった。
「だ、だが少し遅かったようだね!
星脈の力は、僕がすでに頂いちゃったんだよね~!
……すみませんウソつきました。僕も今付いたところです。
でもたったちょっとの差だろうとさ、先に来た方が偉いよね?
星脈を好きにする権利は、先着順ってことで良いんじゃない?」
当然そんな要求は拒否。そう簡単にいくはずないか――そう嘆息したレイアードは表情を一変させた。
天井の空間に裂け目を作り――そこから3色のドラゴンが舞い降りてきた!
「キミタチがさ、溶岩洞窟や氷河で必死に上位のドラゴンを倒して伝説の装備を集めてる間、僕は何をしてたと思う?
――宝箱を奪う悪い人間を一緒に対峙しようぜ! って、彼らを説得してたんだよぉ~ッ!」
地下9階にいた腐れ縁の貴族が言っていた通り、彼は魔物を従える優れた才能を持っている!
一気に周囲の空気が緊迫したものとなる中――レイアードは最後にこう宣言した!
「そして僕自身! 神々や眷属共との戦いを経て、生前の魔力と剣技をついに取り戻したッ!
最後にこれでダメ押しだ!
――星脈よ! 我が声と魔剣に応えよ!」
レイアードは魔剣シャルンディアを高く掲げた。星脈の渦から輝きが流れ、その刃を包み込んでゆく!
想像を絶する魔力――いや、魔力の根源となった「星脈の力」に思わず気圧される。
「思った通りだ……!
星脈をこの身に直接吸収すると暴走する危険があるが、シャルンディアに纏わせる程度なら問題なく制御できる!」
輝く剣の切っ先を君たちに向け、レイアードはかつてない真剣な顔で言い放った。
本気になったレイアードに対し、フウカたちも全力を持って迎え撃つ構えを取る!
「僕は必ず王になる!
僕がまだヒトだった頃の人生を、無駄になんてしてたまるか!
だから、今度こそ……!
キミタチを! 倒す!!」
ついに星脈の力を得たレイアードと戦闘! なんと最上位ドラゴン3種を従えての戦いだ。
初ターンは呪文無効化率ガン上げのいつもの行動。ナオは「至理」で敵の呪文無効化率低下も兼ねる。
2ターン目はフウカは「<神罰>の聖印」、ユマは「<極寒>の呪符」、ナオは「爆光」を一斉にぶっ放す!
前列の上位ドラゴンたちもこれには耐えきれず散っていく中……
「星脈の王レイアードは倒れた。」
……え!?
なんとレイアード、後列に居るまま姿を現さずに戦闘不能。
最後に残ったセレスティアルドラゴンを倒して戦闘終了。実はブレスでかなり削られた。
……レイアードを前列に引きずり出して姿が映ったらスクショを撮ろうと思っていたのにタイミングがなかった……!
戦闘開始直後のスクショはなんかのエラーで正常に撮れていなかったし!
マジでリセットしようかと悩んだレベル。まあこういう変なところで情けないのもレイアードってことで……。
さて、撃破後長いイベントが始まる。
ここからは長い&ネタバレを含むので【後編】の記事にて……。