Tea-Wi's Peaceful World

プレイしたゲームとかの記録をつれづれと( ❛‿❛ )

『Javardry 直下の戦線』 プレイ記録その1

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Javardry 直下の戦線 タイトル画面

Javardry 直下の戦線』やっていきます。

作者の「ポリフェノール」様のTwitterはこちら

twitter.com

ゲームのダウンロード先はこちら

www.freem.ne.jp

*おしらせ*
マッピングツールは「方眼紙マッピング」を使用。
・アイコンはいろいろカスタムしています。
・プレイしながら記録していたメモをほぼそのまま載せてます。
・ネタバレに対する配慮はありません。

 

ちなみにNIZの方はレベル上げ&アイテム集め中です。
しばらくは進展なさそうなのでこちらの記事を連載していきます。

そもそも『Javardry』とはなにか?

『Javardry』とは、Javaで制作されたWizardry風のクローンゲームのことです。

制作元はこちらのWebサイト様。

thu.sakura.ne.jp

thu.sakura.ne.jp

このJavardryは配布されているシナリオエディターで自由にシナリオを制作・公開することができます。発売延期になってしまった『五つの試練』みたいなものですね……。
そしてこの『直下の戦線』もJavardryによって制作されたシナリオとなっています。

もっとも、作者が制作したシナリオが比較的本家Wizに近いゲームデザインだったのに対し、この『直下の戦線』はかなりの部分で大きな改変が加えられており、かなりの別物となっております。
逆に言えばここまでの改変ができるJavardryのエディターが凄いということでもありますが……。

もっとも、作者自身が「エディタはとっても使いにくいです」って言ってしまっているくらいには複雑な代物でして、わたしも昔挑戦してみたことはあるのですが挫折しました(笑)

改めましてJavardryの作者様、および『直下の戦線』の作者様にこの場を借りて敬意を評する次第です。

 

※ここからはプレイ中のメモをそのまま掲載しているので敬語調ではなくなります

キャラメイク

予め付属ドキュメントを簡単に読んでおいたのだが、選択可能な種族・職業が非常に多岐にわたるらしい。
具体的には種族35種類・職業25種類多すぎる! 6人PTを作ることすら相当な悩みとなりそう。

気質、いわゆるWizにおけるアライメントは「善」に対応する「太陽」、「中立」に対応する「彗星」、「悪」に対応する「新月」の3つがあるようだ。
WizのようなPT構成制限に関わるだけでなく、一部の魔法の習得・使用制限に直結するらしいので、どう組み合わせるかはちゃんと考えなければならない。
いつもWiz系のゲームをやるときは「悪」プレイがメインなのだが、今回は「太陽」中心で行ってみることにする。ただしお宝収集等で特に優秀なファントムシーフが使えなくなるなど、欠点も相応にあるようだ。

種族が35種類にわたって存在するが、「龍神』以下はあえて強力すぎる性能を設定しているので縛り推奨」(要約)と記載されている種族も存在している。特に一番下に控える「創造主」とかいう何言ってるか分からない種族も存在する始末。
全員この手の強種族なら難易度も一気に下がるだろうが、流石にこれらはなしということにしておこう。
ただこれらに当てはまらない種族はガンガン使う。「人間」の完全上位互換の「半神」なんてのもあるが使う。

特性値のシステムがかなり異なっており、「種族基本値+5」が限界でボーナスポイントも12固定のようだ。
ボーナスポイント粘りで時間を掛けなくて済むのはありがたい。

また、全てのキャラクターは初期アイテムとして「1年経歴」「5年経歴」「10年経歴」「富裕層の資金」「貴族の資金」「王族の資金」というアイテムを所持している。
「経歴」の方は年齢上昇と引き換えに経験値を得られるというアイテム。得られる経験値は微量なので、基本的にはデメリットしかない。ロールプレイ用の年齢設定アイテムというやつである。
「資金」の方は使用すると所持金が追加される。難易度緩和アイテムであると同時に、こちらもロールプレイに使えるアイテム。
年齢によるデメリットは本家Wizほどではないらしいので、「経歴」の方はキャラクターの年齢差を付ける目的で使用。「資金」の方はキャライメージに合わせて使うことにした(言い訳とか言わない)。

付属ドキュメントで強くロールプレイが推奨されているので、今回は既存キャラの名前の借用ではなく、以前某所で自分が作ったオリキャラの名前を引用することにする。
顔グラフィックを表示する機能も付いているが、当時遊んでいたキャラメイクゲーを再インストールして撮ってくるのが面倒なので今回は使わない。

悩んだ結果、以下のPTとなった。種族はイメージよりも性能重視。
イメージ重視だと全員人間or半神になっちゃうからね……。
特性値は左から「生命力/精神力/筋力/感覚/教養/魔力」。

フウカ 女性 半神/太陽/パラディン
特性値:8/4/8/5/6/5
特記:「1年経歴」×2、「貴族の資金」使用

自身がどこから来たのかも覚えていない女性。
教会に保護され、運命に導かれるままにパラディンとして戦う力を身につけた。
教会の秘蔵っ子であるため、過剰気味な資金援助を受けており本人も困惑気味

アキ 男性 獣人/太陽/騎士
特性値:10/1/10/7/2/1
特記:「5年経歴」「富裕層の資金」使用

獣人の男性。教会と懇意で、フウカ一行の護衛騎士として冒険の同行を依頼された。
かなりの実力者だが、今まで人間を相手に戦ってきたので遺跡の魔物たちとも同じように戦えるか少々不安。

ナオ 女性 人間/太陽/ウィザード
特性値:6/3/3/3/7/8
特記:「1年経歴」×2使用

地元の町娘。教会暮らしのフウカと仲が良く、彼女が冒険に出ると聞き同行したいと嘆願した。
魔法の素養が高かったため、同行を認められたが、他メンバーと比べると少々力不足なのは否めない。
この魔法の素養がいかに開花するかが彼女の今後の鍵となるだろう。

ユマ 女性 森妖/太陽/スカラー
特性値:6/2/2/8/8/4
特記:「5年経歴」「富裕層の資金」使用

地元の学校で教師をしている女性。なかなかの美女。
実は昔アキと共に訓練を積んでいた経験があり、アキが護衛騎士に選ばれた時に同行を依頼された。
流石に以前のように前線でバリバリ戦う能力はないが、教師としての知識を武器に冒険に挑む。

カナヤ 男性 森妖/彗星/スカウト
特性値:4/2/2/9/9/4
特記:なし

あどけなさが残る森の少年。姉のマナカともども人ならぬものの血を引いている。
見た目に反し頭脳派で、サバイバル能力がとても高い。
フウカ一行の同行者募集に応募し、選ばれた。

マナカ 女性 山妖/太陽/フェンサー
特性値:10/4/9/3/2/1
特記:「1年経歴」使用

カナヤの姉の少女。
こちらも森暮らしで弟ともぱっと見よく似ているのだが、見た目に反して武闘派。
かなりのブラコンで、弟が冒険に出ると聞いて居ても経っても居られなくなり*交渉*の末パーティ入りした。


プレイ方針

テストがてらちょっと触ってみて気付いたのだが、このゲームはオートマッピングが完備されている。
しかもノーコストでいつでも閲覧可能。
マッピングする意味があまりないのでは……と思ったが、前回の『NIZ』のプレイ時もマッピング時に残しておいたメモが攻略で大いに役に立った
ゲーム内のオートマッピングを大いに活用はするが、メモ用途にはやはり手動マッピングは欠かせないと言うことで、今回もマッピングツールを併用しながらプレイすることにした。

あえて縛りプレイのようなことはしないが、よほど致命的なことが起こらない限りは(全員一斉ロストとか)、基本的にリセットはしない方針。
レベルアップ時に特性値が上昇しない仕様らしいので、リセットしてまで成長こだわろうとする必要性はあまりないのではないかと思う。

地下1階 ~冒険の始まり~

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王城に掲げられた冒険の目的

さて、地下1階の探索を始める。

階段付近には多数のイベントマスがあり、冒険者たちのアドバイスがいろいろと聞ける。
中にはいわゆる「善悪混合PT」の組み方を指南してくれる冒険者もいて笑える。
そして魔法使いの呪文習得方法についても言及してくれる。

他にもNPCが多数存在し、やはり様々な武器の説明やモンスターとの戦い方について指南してくれる。初心者には嬉しい配慮といえよう。

本作の魔法使い勢は呪文習得に魔道書系アイテムのスペシャルパワーを使う場合がある。レベルアップでもLv3までの魔法を覚えることは覚えるが、Lv4以上の高位魔法は全てスペシャルパワーでの習得となるらしい。
Lv1の魔法に関しては1個4ゴールドなので大した出費ではないが少々面倒。……「資金」アイテム使用がなかったらこれを買う資金もなかったのか。
更なる上位魔法の魔道書も売られているが、流石に高価なので辞めておく。
習得成功は確定ではないので、失敗した場合は結構な損害になる。
実際専業クレリックでないフウカ(パラディン)の神聖魔法習得には結構手間取った。

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新米冒険者にいろいろなアドバイスが貰える

しかし台詞量が結構多い。
序盤のアドバイスが充実しているのはありがたいのだが、いつものように全文マッピングツールのメモに転記するのは流石に手間だ。適度に要約しながらメモすることにする。

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黒幕とおぼしきレイアードの台詞 軽すぎる……

小部屋の中には占い師がいて、王城で起こった事件について教えてくれた。
レイアード……1000年前の王子なのになんて軽い口調なのだ。
しかし堂々宣戦布告をして魔剣シャルンディアを奪い去っていくとはかなりの豪胆さである。ヒャッハー!

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地下迷宮は地下5階まであるらしい

地下迷宮の概略が示される重要な会話でもあった。水路や墓所のエリアもあるのか……。

さて、会話を終えて、実際に地下探索に乗り出す。
地下1階は会話の情報からも分かるように地下街になっているようで、
広いメインストリートにいくつもの扉、そして暗闇に覆われた裏通りに入る道があるようだ。
裏通りはダークゾーンになっており、ドキュメントには「たいまつやランタン、照明呪文の効果中だけ見える」とある。たいまつは安いので人数分常備しておくべきだろう。

地下街の管理人室にすぐそばに下り階段があるという話を聞き、その通りに調べてみると本当にあった。
とはいえ現状の戦力で降りると瞬殺されるのは明白なのでやめておく。
上り階段近くの冒険者のアドバイス通り、メインストリート周辺の玄室エンカで少しずつ鍛えることにする。

序盤から大量の宝が手に入るのだが、ある程度お金がある関係で希少度2クラスの装備が揃っているPTに有益なものは少ない。
しかし例外として希少度2の魔法系アイテムは魔法習得に使えそうなのでとっておくことにする。

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今回は馬小屋なんてありません

さて、ある程度敵を倒したらレベルアップマークが表示されたので城に帰ることにする。
Wiz系ではお約束の「馬小屋」がなく、無料で回復しようとするとむしろ4週間も消費して加齢しやすくなる。
安くても宿に泊まる必要があると言うことだ。これは良改変だと思う。

全員Lv3になったところで今回はここまで。次回は地下1階の探索の続き。