地下7階攻略の続き。
「黒山羊教団の神殿」に乗り込む。
＊おしらせ＊
・マッピングツールは「方眼紙マッピング」を使用。
・アイコンはいろいろカスタムしています。
・プレイしながら記録していたメモをほぼそのまま載せてます。
・ネタバレに対する配慮はありません。
ダウンロード先等の情報はその1の記事を参照ください。
tea-wind.hatenablog.com
地下7階の一大勢力・黒山羊教団
……に乗り込む前に、Lv21までの残り経験値が30万程度まで来ている。
1周はひたすら玄室を周り、経験値を稼ぎながら装備品集めをすることにしよう。
ちょこちょこ手に入るアクセサリの「太陽のアンク」が睡眠耐性で非常に有用そう。
あと罠の＜緊急配備＞はむしろ助かる。
全員Lv21になったところで黒山羊教団の神殿に突入。
睡眠耐性に気を付けろとのNPCの台詞があったが、「太陽のアンク」を3人に装備しているのでなんとかなると信じたい。
奥には「総主教の部屋」。山ほど持ち込んだ「＜治療＞の聖印」で全員のHPを回復し、いざ突入。
「ペイトリアークオブゴート」登場。「ペイトリアーク（Patriarch）」とはまんま「総主教」のこと。不確定名の「巨人」が皮肉が効いていて良い。
呪文無効率を上げても防げない暗黒魔法を連打してくるので結構な難物だが、代わりに威力がないのでこのレベルのPTなら恐れることはない。トドメはマナカが首を刎ねてくれました。成敗！
むしろ困るのが前列のイモータルゴートで、睡眠も麻痺も石化も効かないしHPも高いし数も多いのでいちいち高レベル呪文で焼き払うしかない。MP消耗が重い……。
総主教の部屋の奥には更に扉が続いており、小部屋が幾つも並んでいる。玄室戦闘ばかりかと思いきやシークレットドアを発見。
その奥では黒山羊の顔が彫られた邪悪で仰々しい扉にレイアードが対峙していた。
「ん、なんでキミタチがこんなところに？ あっ……」
レイアードは何かを察したように口を噤むと、君たちに憐みの目を向けてきた。
なにが「あっ……」だ殴るぞコノヤロウ。お前の師匠もここで遊んでたぞ！
そもそもウチのPTは諸事情でそういう欲求不満とは無縁で……（以下略
「ま、まあそうだよね。
冒険者なんて危険な仕事をしてると心に不安を抱えることもあるだろう……。
でもこんな悪徳宗教にのめり込んじゃうのはよくない。目を覚ました方がいいよ？」
……そっちの意味か。その悪徳宗教の総主教（巨人）を切り捨ててきたから安心して欲しい。
レイアードの誤解を解くと、この先は「堕落の神の座」であることを教えてくれた。
地下1階の悪党も地下2階の黒山羊教団の信者たちも堕落の神の影響を受けた心の弱い連中だったらしい。そういえば黒山羊教団の隠し部屋が地下1階まで伸びてきていた。
地下1階まで堕落の神の勢力が伸びていたことになる。恐るべき事態だ。
ここに居る吸血鬼たちはもともと星脈研究施設の研究者の種族だったらしい。レイアードをして「誇り高い」「世話になった」と言わしめる種族だったが、堕落の神と夢魔共に支配され、現状はツケを貯めたあの貴族みたいな有様になっているということらしい。
レイアードでも扉の結界を破るには全魔力が必要らしい。だがここで全魔力を使ってしまうと堕落の神を倒せない。
当然フウカたちの力で結界を破るのは不可能だろう。
レイアードに結界を任せ、代わりに堕落の神を倒すのはフウカたちの役目というわけだ。ここに利害が一致した。
協力を承諾し、いざ突入！ レイアードが扉の結界に裂け目を作る！ フウカたちはそこに乗り込んだ！
結界の奥はかなり広大な空間だ。中央に踏み込むと、魔物を携えた「堕落の神」が現れた！
堕落の神は後列に控えている。初ターン、フウカは迷わず「＜聖域＞の聖印」を使用。
アキは「銀の盾」を連打して精神抵抗力を上げていく。マナカはとりあえずデーモンに斬りかかり、カナヤはナイトメアに火薬樽を投げつける。ユマとナオは「光幕」で呪文無効化率を強化。
2ターン目、「試練」と「剥離」で相手の防御を一気に弱体化させ、3ターン目に「猛炎」で「デーモン」を焼き払う！ マナカとアキがサキュバスを打ち倒し、ついに堕落の神を前列に引きずり出した！
「堕落の神」は山羊の顔をした、2対の腕と翼を生やしたまさに悪魔と呼ぶにふさわしい姿。
だがその運命もここまでよ！ そのお命、頂戴つかまつる！
マナカの斬撃がトドメとなり、堕落の神の命運は尽きた！ 「影神像」を片手に、フウカたちは勝ち鬨を上げたのであった！
思ったほど苦戦しなかった。いざというときは「＜癒円＞の聖印」も用意していたのだが、そこまでは必要なかったようだ。
「影神像」は使用すると暗黒魔法Lv2「影刃」が無限使用可能らしい。魔力が高いナオに持たせておこう。
部屋の出口にはレイアードが待っていた。彼はフウカたちが堕落の神を倒したことを称賛すると、ここからは地下10階までの競争だ、お互いに頑張ろうと言い残して去って行った。
利害が一致する限りにおいては本当に心強いヤツなんだけどな。
改めて結界内をマッピングすると、6本の柱に囲まれたまさにご神体といった風情になっていた。ご丁寧に中央部分はダークゾーンになっている。
結果的に宝箱でテレポーターを踏んでも石の中送りは柱6本のみだったのでそこまで危険ではなかったことになるが、ここに踏み入れたら堕落の神に襲撃されていたのでそれはそれで全滅の危機だっただろう。
最後に残った部屋をマッピングし、地下7階の踏破が完了。
イベント密度が異常に濃かったお陰で非常に攻略しがいがあった。楽しい階層であった。
……地下6階の帰りにまた「虚構の神」に出くわした。消耗してるところをピンポイントで狙ってきやがってお前いい加減にしろよ！幸い逃走には成功したが……。
さて、今回はやや短いけどここまで。次回からは地下8階に挑む。
