いよいよ地下10階に突入。
*おしらせ*
・マッピングツールは「方眼紙マッピング」を使用。
・アイコンはいろいろカスタムしています。
・プレイしながら記録していたメモをほぼそのまま載せてます。
・ネタバレに対する配慮はありません。
ダウンロード先等の情報はその1の記事を参照ください。
地下10階 ~星脈の力溢れる巨神の回廊~
地下6~9階の探索はすべて完了した。
いよいよ地下10階に進むときがやってきたということだ。
前回発見した「幻想の岸辺」の地下10階へのワープポイントへ――いざ突入!
今まで幾度も脚を踏み入れつつも本格的な探索はしてこなかった地下10階。
降りてきた先から東に進むとワープポイント。更に進むと……敵と遭遇! 最初のエンカウント相手は最上級忍者、「ハイマスター」!
「灼滅」で一掃し、宝箱からは早速希少度7武器「神木の弓」登場。
ここまで来ると入手アイテムも段違いだろうなぁ。
この階層はひたすら小部屋が続いていてひたすら連戦となる構成のようだ。
経験値も1戦10万超えが普通のレベルになっていて、先に進める装備が揃うまでには相当な経験値が溜まることが予想される。
Uターンすれば安全に入り口に戻れるので、厳しいと思ったら即Uターンして帰宅できる構造になっている。
……ウチのPTには必要ないけど。ナオがやられてしまったときくらいか。
これまでの階層の中で最強クラスの敵が大挙してやって来る上、更に1段階強い敵も多く出現するので1戦1戦に全力を出すことを強いられる。
幸いナオのお陰で攻撃手段は多いので全滅の危険こそ少ないものの、最奥部に辿り着く頃には余力はほぼ残っていないだろう。
これといった謎解きもなく、ひたすら連戦に次ぐ連戦。具体的には8連戦。
そんな中、「砂塵のファルシオン」なる武器を見つけた!
かなり幅広い職で装備可能なようだ。片手武器なのでマナカ用の二刀流武器の右手用としても良さそうだが、あいにく左手用武器の持ち合わせがない。ここはフウカに持たせておこう。
8戦の強制戦闘をくぐり抜けて最奥部まで辿り着くと、思わぬメッセージが表示された。
「君たちは十分に戦ってきた。
装備品を全て売り払えば、莫大な財産になる。
これ以上、危険を冒す必要はないのではないだろうか」
「冒険は終わりにして、平穏な生活を手に入れよう。
そろそろ、故郷に帰ってはどうだろう。店を持つのもいい。
いや、今の君なら一国の王にだってなれるかもしれない!」
「冒険と戦いの日々はここまでにしよう。
平和で安定した新しい人生を手に入れよう!」
*冒険者を引退しますか?* はい / いいえ
というメッセージが現れた。
フウカたちが顔を見合わせる。確かに、魔剣シャルンディア奪還など目じゃないくらいの資金を既に集めている。
しかし、ここで地下7階の酒場の主人の言葉を思い出した。
「いいか。もし冒険中に引退するかどうかの判断を迫られたら、強い意志で跳ね除けるんだ。 絶対に引退を選ぶんじゃないぞ」
――彼は、「堕落の神」との戦いを目前に恐怖のあまり引退を選んでしまったために、今でもその恐怖心に跳ね除けることが出来ずに、未だに後悔していると語っていた。
今やフウカたちの目的は財産や権力などではない。
異界の神々との決着を、そしてレイアードの……1000年前の古代魔法王国の真実を。
それを追い求めるために、ここまでやってきたのだ。
これらのメッセージを一蹴して1歩踏み出すと、
「この先には、明らかな危険がある! 引き返せば死ぬことはない。
今、冒険をやめれば確実に裕福な生活が手に入る…… もったいないとは思わないか?」
という警告が現れた。
なお、東側には
「街に戻ろう。
今日は宿を取り、仲間たちと美味いものを食べながら、これからの人生について語り合おうじゃないか。」
というメッセージがあり、もう1マス進むと本当に街に戻された。
実際のところ強がりで進んでみようとはしたものの、連戦で大変に消耗してしまっていて決戦を挑める戦力は残っていなさそうだった。
だが「奴」の言うとおり「酒場でこれからの人生について語り合って」、フウカたちの心は決まった。
自分たちが求めるのは――真実のみ!
だがまだ奴と戦うには戦力が不足している。
ご丁寧にも街に戻る道まで用意してくれているのだから、これを活用してひたすら戦っては帰りを繰り返して片っ端から経験値とアイテムをかき集めよう。
その後、脱出、戦闘を繰り返しつつアイテムと経験値を稼ぎ続ける。
「霊樹の槍」という持続回復の武器が出たお陰でアキがますます鉄壁と化した。攻撃力もそこそこ程度はあるが、どちらかというと壁要員向けの武器か。もう1本フウカ用に欲しいなぁ。
そうこうしているうちに地象魔法Lv7の「<回遊>の霊晶」を入手! なんと踏破済みの任意の座標にワープできる魔法だ。
地下10階で有効か断言は出来ないが、もし有効なら限りなく無消耗の状態で最深部に突入することができる! これは大事に取っておこう。
また元素魔法Lv7の「<爆光>の魔術書」も手に入った。作者さん曰く「今のレベルだとLv7魔法は習得率15%しかないよ」とのことだったので今挑戦するのはちょっとリスキーか。「瞬跳」習得は本当に幸運だったわけだ。
せめて次のレベルアップまでは温存しておこう。
他にもいろいろやばげなアイテムが手に入る。
特に詩人の「永遠のトロイメライ」。敵全体石化とかいうどう考えてもヤバイ歌。今の
PTに居ないのが惜しまれるが、無消費で戦闘ごとに石化をばらまけるって相当に狂っているのではないだろうか。
「死の一線」。スカウト専用の「刃糸」の一種であり、短射程なので後列からは「隠れる」必要があるのだがその効果はグループ攻撃の即死攻撃と強烈。
これ自体は「刃糸」自体の元々の特性なのだが、いかんせん希少度7だけあり発生度が半端ではなく、「隠れる」からの奇襲に成功すれば7割方即死が発生する。異常すぎる。
出てくる敵もちょこちょこユニーク。「両生の神」ってなんだよ。
そして多分今まで観た中で一番かっこ悪い「ベヒーモス」。だが驚異的な耐久力は実にベヒーモスしている……。
BGMが専用で超カッコいい「エターナルメイデン」。経験値はなんと150万超え!
ただ無駄行動の「様子見」を連発するため、その間に呪文無効化率をガン上げ出来てしまったり殴り倒したり出来てしまうため莫大な経験値の割にはあんまり強くない。
一定ターン数後に本気を出してくるパターンなんだろうか。
他にもちょこちょこ敵が即死させてくるので困る。特にフェイトスピナーの「断命」は範囲即死という強烈ぶり。
Uターンしたり「瞬翔」で帰れるので蘇生魔法の世話にならずに済んでいるが……。
今のところ寺院での蘇生に失敗したことはないが、もし失敗したらどうしよう。
そうこうしているうちにLv23。次のレベルアップまで750万程度あったのが嘘のような経験値の貯まり方だ。
次は約1,600万だが……。これもあながち非現実的な数字とは言えなさそう。せっかくだし攻撃回数が増えるLv25くらいまでは育てたいが流石に遠いかなぁ。
レベルアップしたのでナオが「爆光」の習得チャレンジ、見事成功! 強烈な威力での全体攻撃だが、「瞬翔」のためにMPを1は残さないといけないので現時点では1発限り。
フウカもようやく神聖Lv5の魔法を覚え始めた。ここまでに貯めた資金と商店の在庫を注ぎ込んでなんとか「光翼」「聖域」「蘇生」は覚えさせた。特に「聖域」は切り札になり得る性能があるのでめちゃくちゃありがたい。
Lv5の聖印は5つ判明してるんだけど残り1個がわからないまま。気になるな……。
ここで地下6階の神聖Lv5の供給源である「異郷の鬼神たちの修行場」で連戦するのもありか。残りの呪文も覚えたいし。
今のレベルでも習得率は体感で30%を下回っているから、安定して供給できるところで覚えた方が結局出費は少なく済むだろう。
ということで中断を駆使して戦い続けること約20分。ようやくフウカが神聖魔法Lv5をコンプリートした。
ちなみに最後に残っていた不明な呪文は「回復」だった。回復量の多い単体回復魔法である。
Lv5魔法でこの習得率ということはLv6はまず無理なので諦める。「癒円」とか「完治」とか覚えたいけどなぁ。
ということでこのまま地下10階で戦い続けることにする。
ひとまずLv24まで稼ぐ。Lv25までやるかどうかはアイテムの集まり具合とNEXT EXP次第になるかなぁ。
地下10階の奥に居るであろうレイアードを待たせることになるが、まあレイアードなので遠慮なく待たせることにしよう。
ということで今回はここまで。
次回までに潜りまくって大幅に強化されたPTをご覧に入れたい。