Tea-Wi's Peaceful World

プレイしたゲームとかの記録をつれづれと( ❛‿❛ )

モンスターハンター プレイスタイルとスキル選択

こんなTweetを見かけました。
この小嶋さんという方、実はモンスターハンターダブルクロス』までのMHシリーズにプロデューサーとして携わっていた方でして、同様に長年プロデューサーを務めている辻本氏と両輪でMHシリーズを作り上げてきた御仁です。

現在はカプコンを離れていますが、時々Twitterで開発秘話を語っておりモンハンファン的にはこっそり追っかけておきたい御方ですね。

 

さて、小嶋氏が言及していた「最強装備というものが人によって違う」というご意見。
全くもってその通りでして、わたしも当ブログでちょこちょこ装備紹介等していますが、これらはあくまで個人的な見解であるという点は改めて表明しておきたいと思います。

わたしがあまり「最強」という言葉を使わないのは、「最強」という言葉には個々のプレイスタイルを否定してしまう効果があるという考えがあります。
ですから前回の龍気活性の記事でも、「強い」とは言いましたが「最強」とは言いませんでした。

それでは、個々のプレイスタイルとはなんでしょうか。その点について、ちょっと駄文を書き連ねたいと思います。

 

そもそも、モンハンにおける「プレイスタイル」とはなんでしょうか?

  • 1秒でもモンスターを速く倒すこと。
  • 絶対に力尽きないように生存性を重視して戦うこと。
  • 罠等を駆使してハメ技を用いて戦うこと。
  • アイテムを封じて真っ向勝負を挑むこと。
  • 可能な限り被弾せず、ノーダメージでのクリアを目指すこと。
  • 全ての部位破壊を達成すること。
  • ソロプレイのためにスキルを組むこと。
  • マルチプレイのサポートのためにスキルを組むこと。

思いつくところを適当に挙げましたが、これらは全て「モンハンのプレイスタイル」として間違っていません。
マニアックなところでは「裸(無装備)」なんてプレイを貫く人も居ますし、性能より見た目優先で装備を組むことを至上とする人も居ます知り合いにブルファンゴフェイク勢が2人も居る……
結局、どんなプレイスタイルを目指すかで、いくらでも「最強」なんて変わってしまうものです。

例えば、小嶋氏が挙げたスキル「弱点特効」。
確かに単体でダメージ期待値1.12倍の効果が得られる、超強力なスキルです。弱点だけを殴り続けるだけのプレイヤースキルがあれば、間違いなく「最強」の一角に位置するスキルと言えます。
しかし、このスキルは名前の通り「弱点を殴らないと機能しない」スキルなのです。

小嶋氏の言うようにプレイヤースキルが足りなければそれだけ機能する場面が減ります。
更に上記のプレイスタイルの中に、このスキルとほぼ相容れないものがあります。

全ての部位破壊の達成」です。
破壊出来る全ての部位が弱点なんてモンスターは数えるほどしか居ません。MHRiseでいえばオサイズチとウルクススくらいしか居ないでしょう。
しかも部位破壊の目的は素材を得ることでもありますから、素材を集めたい初心者に対してこのスキルを奨めるのは結構な罠なのではないか、と個人的には思っているくらいです。

他のスキルも同様でして、前回話した「龍気活性」なんかは「できるだけ被弾しないで戦いたい」ハンターには言語道断ものでしょう。なんといっても体力を削らないと発動しないのですから、基本的には被弾を強いられてしまうスキルなのです。

このように、「最強」といわれるスキルでもプレイスタイルによって有用性が変わるなんてことはごく普通のことです。
どんなプレイスタイルでも機能するスキルはそれこそ無条件発動の「攻撃」「見切り」くらいのものです。

Web上の「最強」論はあくまで参考程度に留めて、自分のプレイスタイルに合った装備を見出すのが、モンハンを長く楽しむコツなのではないかなと思います。

 

さて、小嶋氏のTweetからモンハンのプレイスタイルについて論を述べたわけですが、じゃあわたしのプレイスタイルってどんななのかって話についてちょっと自分語りをします。

まず、基本的にはソロプレイ志向です。一時期ニコ生で盛んにMHXXマルチプレイをしてましたが、Riseでは知人とやるくらいになっています。

また、ご存じの通り片手剣に偏愛参考を傾けていますが、サブ武器に関しては割とちょこちょこ変えていまして、Riseは狩猟笛で行く予定だったのですがいつの間にか太刀がサブ武器になっています。
これは護石集めに関係する話でして、多くの方は「自分で使う武器種のために護石を集める」だと思うんですが、自分は「出てきた護石に合わせて武器種を変える」スタイルなんですね。
Riseでは「納刀術Lv2・弱点特効Lv2」なんて如何にも太刀で使ってくださいみたいなお守りが出てしまったので太刀の使用回数がどんどん増えていったわけです。
MHXXではガンランスでしたが、これも「ガード性能+6・砲術+8・スロット3」なんていう如何にもネセト防具で使ってくださいねなんてお守りを引き当てたからだったりしました。

こういうスタイルなので、知人にもよく言われますが意外といろんな武器種を使います。
ただ片手剣以外は基本1作単位でしかやり込まないので、作品を跨いで大きな仕様変更があった武器種は全く使えなくなります。
例えば大剣やスラッシュアックスMH3GMH4ではよく使ってましたが、MH:W以降は全く使えなくなりました。

ちなみに純粋に好きな武器種としては片手剣以外では狩猟笛です。特にMHXXの狩猟笛が大好きでした。

 

装備組みについては、基本的に武器1本に対しマイセットを1つ組むスタイルです。というかRiseのハイニンジャソードなんてマイセット4つも組んでます
片手剣は武器種そのものの重要スキルがないため、武器に相性が良いスキルを好き放題組めます。同じ火属性武器でもイフリートマロウとフラムシーカで全く違うスキルを用意していたりしますね。
過去作ではマイセットの枠が少なかったので非現実的だったのですが、MH:W以降はそりゃもうマイセットを酷使しまくっています。

 

実際の狩猟は基本的に確実性重視です。RiseはLv1スロットを空けやすいので対策スキルを積み易いのが本当に助かりますね。
確実性重視で立ち回って結果的に早く倒せればそれでいいかなという感じです。Twitter上では狩猟タイムに言及することも多いですが、基本的にタイムは目的ではなく結果、って感じですね。

アイテムやオトモは使います。特にオトモはかわいがる対象としても超重要です
MH3Gのチャチャンバ以来、如何にオトモと仲良く狩りをするかというのはわたしの至上命題です
Riseで4人PTでもオトモを連れていけるようになったのは本当に神がかった改善だと思います。
ちなみにわたしのギルドカードのコメントの「かわいいは、正義!」というワードはオトモたちのことを指しています。

ちなみに世間的にはアイテムオトモなしでなければTAとして認めないという風潮が強いらしいので、わたしはTA勢ではありません(断言)

 

大体こんな感じです。
まあそんなに珍しいプレイスタイルではないと思いますが……。
こういう遊び方をしているハンターも居るというひとつの例になれば幸いです。