Tea-Wi's Peaceful World

プレイしたゲームとかの記録をつれづれと( ❛‿❛ )

【魔除け入手後】NIZ -Ashes of the Mad Overlord- プレイ記録その5

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NIZ タイトル画面

前回に引き続き予め申し上げておきますが、かなり終盤なので**ネタバレ注意**

謎解き情報とかプレイ時の自分のメモに全部書いてあるのでそのまま載ってます。特に今回はネタバレ濃度が高いのでご了承ください。

 

 *おしらせ*
マッピングツールは「方眼紙マッピング 」を使用。
・アイコンはいろいろカスタムしています。
・呪文名はいわゆる「トゥルーワード」に変更は *しません*
・プレイしながら記録していたメモをほぼそのまま載せてます。
・ネタバレに対する配慮はありません。

残された謎を解き明かせ!

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魔除けを城に届けた後に再び城に赴くと聞ける情報。
「古の狂王の亡霊」とは……?

前回魔除けを持ち帰った後に言われた「古の狂王の亡霊」について調べなければならない。
ひとまずB5Fをもう1度一通り回ってみたが、これと言った変化はなかった。
※ちなみに称号付きのキャラだと「いにしえの魔法使い」とは戦えず、バンパイアロードとその部下だけが出てくる。これは元ネタ通りで想定の範囲内だった。

となるとこれまでのマップになにか変化があるのかもしれない。
未解決の事項を並べてみる。

  • B1Fの「刻は満ちた。が、下賤なる偽善者に用はない」と言い放つ老人。
  • B3Fのインフェリオデーモンが出てくるだけのイベントマス。
    「部屋の中は千切れた深紫のローブが散らばっており、
    その中央には元の物体が何かの判別がつかない灰が散り積もっている。」
    という意味深長なメッセージがあったが、この段階では何も手に入らなかった。
  • ・B4Fの読み取れない看板

これらを1つずつ確認していこう。
幸い魔除けのお陰でAC-10・ブレス耐性・自動回復+5という驚異的な強さになっているため、道中で苦戦することはないだろう。

まずはB1Fの老人。メッセージは変わっていない。
パーティが何らかの条件を満たさないといけないのかもしれない……。
下賤なる偽善者」と言い放っているので善または下級職が居るとダメと言うことだろうか?

続いてB3Fのイベントマス。

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現れた「狂王の影」。実力は大したことないが……。

なんと「狂王の影」が出現! オトモもバンパイアロードに変わっている!
撃破すると「?ビン」を入手。鑑定すると「狂王の灰」。何かスペシャルパワーが宿っているようだが……。
何度でも戦える上にアイテムもいくつでも貰える。しかもEXP4万前後は異常にウマい。B1FのマーフィーズゾンビがEXP1400程度なので比較にならない。
しかしオトモがバンパイアロードなのでレベルドレインが怖い。稼ぎ場としては少々リスキーかも。

これを城に持って帰ったり、B1Fの老人のところに持っていっても特に進展はなかった。どういうことなんだろうか……?
リセット前提でスペシャルパワーを解放してみると……なんとロードに転職!
確定入手アイテムでロードに転職できるということはロードという職に何か秘密があるということに違いない。幸いガーランドが既にロードになっているので使うことはなさそうだが……。

B4Fの看板には特に変化はなかった。すぐそばに進行ルートの隠し扉があるのでそのヒントということなのだろう。

ここで一考。
本作NIZの元ネタであるところの『Wizardry』の原作シナリオの1つに『ダイヤモンドの騎士(Knight of Diamonds)』というものがある。
名前の通り「ダイヤモンドの騎士」となるために伝説の武具を集めるのが主要な目的なのだが、クリアのためには「ダイヤモンドの騎士」の装備を身につけたキャラクターひとりで目的地に入らなければならないというシーンがある。
本作は何かとWizリスペクトの演出が多いが、これも『ダイヤモンドの騎士』に従ってひとりで老人の元に向かうと何か変化があるのではないだろうか。

上記の通り、本作のロードにはなにか秘密がありそうである。また「偽善者に用はない」なのでアライメントが「善」ではダメだと思うのだが、ガーランドは既にE-LORなのでその点も問題ない。
ひとまずこれを試してみよう。ひとりになるため念のため「宝石の指輪」も持たせておく。

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E-LORひとりで行くとイベントが変わり、更なる深淵への道が開かれる。

ガーランドひとりで老人の元に向かうとイベントが変化!
刻は満ちた。力を求める者は、この円陣を通るがよい。
こう言われたら進むしかないだろう。

そしてワープ先で「宝石の指輪」を使用すると……表示された階層は-6
地下6階にやってきたのである。

更なる深淵へ

デュマピックでマップを開くと縦こそ20マスだが横は29マス。
またマッピングツールのファイルを分けなければならないようだ。
宝石の指輪が壊れると大変なことになるので手動マッピングを慎重に行うことにする。

降りてきた場所の右の分かれ道にはすぐに看板があった。

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B6F入り口近くの看板。やたら強調される「閾」という言葉の意味するものとは。

世界の破壊を望まぬものはこの扉を進め。
 古き系の毒は閾となり、汝を一定の限界の中へ留めるだろう。
 飽くなき力の探求こそ知なき迷宮。愚かな王の蛮勇と知れ。
 それでも破壊を望む者は、反転し、閾を超えるがよい
 
一目見てヤバそうな看板である。
言われたとおりに扉に入ると城へ帰還する魔方陣が配置されていた。

ここでひらめいた。
フルメンバーでB1Fに入り、ウィザードビジョンを発動してからダンジョン内でPTを分けるといいのではないだろうか。
試してみたら大成功! ウィザードビジョンが発動しているので迷う心配はほぼなくなった。
最大の懸念が解消されたところでB6Fの本格探索を開始する。

中はそう複雑な構造ではないようだが、こちらはひとりなのに容赦なくバンパイアロードやパズズ、ダークブルーデーモンなどが姿を現す。
出現数自体は多くないのでどうにかなるにはなるが、もし麻痺してしまったら一巻の終わりと危惧していた。
しかし、魔除けには麻痺とドレインの耐性があるようで、ちょこちょこ攻撃が貫通してきているもののこれらを喰らう心配はないようだ。毒はまともに喰らうので面倒だが。
しかし魔除けを持っていなかったら瞬殺されることは間違いない。魔除け持ち帰りが前提のゲームバランスということなのだろうか……。

B5Fの連中とソロで戦い抜くことになるため経験値が凄まじい。1戦で5万以上入ることもザラ。
しかし毒以外では例えニュークリアブラストであっても有効なダメージは入らないし、カシナートの剣でどの敵も1撃なのでソロでも楽勝ペース。レアな敵がわんさか出てくるのに忍者がいないので宝箱を開けられないのが実に惜しい。

探索は順調に見えたが、しばらく進むと手詰まりになってしまった。
つまり隠し扉がある可能性が高いということだが……忍者がいないので探すのが大変だ。

しばらく歩き回るとようやく隠し扉発見。
隠し扉の奥はまさに城のエントランスといった風情の広大な空間となっている。これが「狂王」の城ということなのだろうか。
しかし異変に気付く。マップが縦幅の限界を超えているのにループしていない。そんな馬鹿なと思い宝石の指輪を使うと……縦幅20マスではない!!
これは想定外。画面の大きさの制限によりウィザードアイでマップ全体が表示されないのだ。横も29マスではない可能性がある。
エントランスの広さが異常なのでひとまず縦50マスと仮置きし、マッピングを進めていくことに。

エントランス部分のマッピングが終わる。北と東に通常の扉、左右対称の形状からして西側にも何かあるだろうと思ったら案の定隠し扉。
どのルートが正解なのか想像もつかないが、ひとまず北から進んでみる。……1マスだけのただの玄室だった。

東方向に進む。
整然と並んだ部屋がいくつもある。城をモチーフにしたデザインからしてここは会議室かなにかだろうか?
先に進めそうなところはなかったので、西方向へ。
こちらも似たようなものだが、小部屋の繋がっている長さが東よりも長い。

最奥部で隠し扉を見つけ、奥に進むといよいよ玉座の間とおぼしき大部屋にたどり着く。
中央にはイベントマスも見え、背後には何故か1枚だけ壁が張られている。玉座を模しているのだろうか。
先にマップを埋めようと玉座の裏を通ったら……

入り口まで送り返されてしまった!
帰りのショートカットルートなのだろう。幸いマッピングは完了しているのですぐに戻ることができる。

玉座の間まで戻ってきた。いよいよイベントマスに脚を踏み入れる。 

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目の前に見える玉座。ちなみに裏は帰りのワープ(引っかかった)。

暗闇の中に真新しい深紅の絨毯が伸びている。
その先に、巨人のものと見紛うような大きく煌びやかな玉座がある。
玉座の上の影が動き、立ち上がった。
甲冑が擦れる乾いた音が響く。
その巨像のような威圧感に、空気が震えた。

「力を求めるものよ。
 閾を超えたくば、我を倒してみせよ。」 

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ついに姿を現した「狂王」

狂王との決戦!

……何故かこちらの先制攻撃で始まる舐めプレイ。
しかしスティールライフによる回復が凶悪過ぎる上に通常攻撃に石化・首切りの効果
全滅が確定した瞬間、ついに初のダンジョン内リセットを敢行。全く勝負にならない。
その後も何回か戦闘したが、スティールライフの吸収回復に全く追いつけない。セブンスプーンで呪文を封印しなければ……。
しかしガーランドは戦士→ロードの順で転職したため、魔法使いの呪文は覚えていない。

現時点での撃破は諦め、ガーランドは一旦城に帰還。
ロードを複数人用意し、それぞれ単独で地下6階に突入、その後再編成してPTを組み直すことができるか試してみることにする。
通常攻撃で首を取られる以上、できれば3人は欲しい。
あまり転職回数を増やしたくはないのだが、皇帝とエクスデスを狂王の灰でロードに転職させることにした。
侍は後々村正が手に入ったときのためにキープしておきたいし、お宝要員の忍者とビショップは絶対に外せない。
僧侶と戦士ならとりあえずデメリットはないし、セブンスプーンを使う予定なので次のレベルアップが遠くなる問題も解決できる。

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B6Fを徘徊している間に約2000万ものEXPを稼いでいた。

ひとまずガーランドをレベルアップ。経験値が約3000万に到達し、Lv74まで育った。

地下6階に突入。ここで気付いたが、E-LORだけのPTならわざわざ1人になる必要もなかった。
3人で敵をなぎ倒しながら玉座の間に直行し、狂王と再戦。
開幕即セブンスプーン! 「魔法からの保護」を見事引き当て、スティールライフの回復に追いつけない事態は免れた。

よほど高いHPが設定されているのか、相当なターン数が掛かったものの見事撃破。
魔法ばかり使ってくれたので首を切られることもなく終わった。

その後、「?ガラク」を入手し、イベントが進行。

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狂王を倒して全てが終わるのかと思いきや……

「頭上で地響きが鳴り響いた。どうやら地上で何か起きたようだ。」

城に戻って「ガラクタ」を鑑定すると「閾の調律器」となった。
「閾の調律器」のスペシャルパワーを開放すると……「アルティミシアの限界が解除された」。
限界解除……? レベルキャップでもあったのだろうか。Lv70超えまで育っておいてレベルキャップとは考えがたい話だが。
その後、宿に泊まってレベルアップしたときにその正体が判明した。

特性値の「種族基本値+10」の限界が解除されている。

やたらと出てくる「閾」という言葉の意味するところを測りかねていたが、これでようやくわかった。
本来与えられた能力の閾を、そして種族の限界の閾すらも超え、究極の強さを目指すことができるという意味だったのだ。

そして……「町外れ」からの迷宮侵入の選択肢に「岩山の迷宮」と「冥王の試練場」が追加されていた。

この先は更なるインフレの世界が待ち受けていることは想像に難くない。
今までにも増して腹を括らなければならないだろう……。

今回はここまで。次回はいよいよ岩山の迷宮に乗り込みます。

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B6Fの地図。ちょうど縦50マス分程度だったようだ。広大である。