Tea-Wi's Peaceful World

プレイしたゲームとかの記録をつれづれと( ❛‿❛ )

Wiz外伝 五つの試練:『偽りの代償』プレイ記録その5

『偽りの代償』タイトル画面

地下5,6階。地下5階だけだと記事の分量が少なめになってしまうのでまとめました。

シナリオ詳細はPart1の記事をご覧下さい。

tea-wind.hatenablog.com

*おしらせ*
マッピングツールは「方眼紙マッピング」を使用。
・アイコンはいろいろカスタムしています。
・呪文名はいわゆる「トゥルーワード」に変更は *しません*
・プレイしながら記録していたメモをほぼそのまま載せてます。
・ネタバレに対する配慮はありません。

地下5階

巻物類の在庫が無限なのはいいところ

ここからシズカには「眠りの巻物」と「雷の巻物」を持たせる。
先制攻撃時に何もできなくなるのは困るからだ。このシナリオだと巻物類があまり高くない上に在庫も無限なのは非常にありがたい。

地下4階のエレベーターで地下5階へ。
ここもやはり中央に広大な空間が広がっている。
外周部分がマップ上4分割されており、東西南北のループで繋がっているというマッピング泣かせの構造だ。
ひとまず外周に点在する小部屋を回る。1ヶ所は鉄格子で塞がれているようだ。

蛇と虫たちが作りあげた「祭壇」

外周のとある部屋の内部には奇妙な構造物がある。
例えるなら、蛹や繭、あるいは、蜂の巣か。
その周辺には、おびただしい数の蛇の抜け殻が添えられており、
全体として"祭壇"を形作っていた。

そう、それはまさに祭壇であった。
しかも、神を奉ったものではない。悪魔に祈りを捧げるためのものだ。
現に、羊の頭骨、黒曜石など、黒魔術の供物が並べられているのだから。

千年を生きた蛇と虫が地の底へ向かい、やがて魔界に接し、邪悪な魂を知恵を得た。
だとすれば。奴らは"何を"崇めて奉るのか。そして"何に"救いを求めたか。

その答えは、考えるまでもなく――
祭壇に、紫電が疾る。空間が歪み、裂けていく。
奉られし邪悪が、今ここに顕現する!

見かけ倒しのデーモンさん

ローグデーモン」が降臨!
……一瞬で殴り倒せてしまった。大層なメッセージとは裏腹にものすごく弱い。
しかもキャンプを張ると即座に再出現する。経験値はメジャーゴーストより若干高い程度。一応稼ぎに使えなくはないか。

外周は回り終えたので内部へ。
内部は大まかにデカい十字路で4分割されており、十字路には例によって回転床が配置されている
一見すると扉が多数あるが、ほとんどが鉄格子やかんぬきで閉まっており実際に入れるのは1ヶ所だけ。

スイッチオン!

ひとまずここを進んで行くと、奥にはスイッチ。
スイッチを押すと別の場所の鉄格子が開き、別のエリアへ進めるようになるという寸法だ。

かわいい顔をしているドラゴンパピー

この階層に出てくる敵としては「ドラゴンパピー」のブレスが厄介。
威力はそれほどないのだが、毒の追加効果が付与されている。キュアポイズンが切れたら帰るしかないなぁ。

魔法使いジウムの墓碑

南東部のエリアの奥には墓碑があった。
驚くことに、彫られていた名前は英雄ゼルクの五高弟のひとり、「魔法使いジウム」のものであった。
それほどの実力者がここに葬られていることも驚きだが、その裏に書かれた血文字が問題だった。

『見捨てられ、無駄死にをした、偉大なる魔導師に、憐憫と哀悼を!
 そして、あのクソッタレの指揮官! 無能で臆病者で大嘘つきのゼルクに!!
 非難と侮辱と断罪と最大級の軽蔑を!!!!』

「――『無能で臆病で大嘘つきのゼルク』、ねぇ……」

アリサは首を傾げる。
老境に差し掛かりながらも後進の育成に熱心な英雄ゼルク、という話とはずいぶん異なる。

「状況から蘇生も不可能、死体を連れて歩くわけにも行かず見捨てざるを得なかった冷徹な指揮官、という味方もできますわね」

シズカは別の見方を提示する。

「もしかしたら過去の功績自体が虚構にまみれたものだった、という可能性もあるかもしれないね」

ミサが剣を構えながら言う。英雄ゼルクは剣技に冴えた男だったと伝えられている。

――やはり英雄ゼルクという男、何かある
この先に潜む何かに警戒を深めつつ、一行は先に進むことにした。

南西、南東、北東とスイッチを押してきたが北西の鉄格子が開かない。
ここで空間外の北東部にも鉄格子に塞がれた扉があったのを思い出したので、そちらに向かってみる。
確認したらやはりここの鉄格子が開いていた。

一旦外に出たのでそのままダンジョンから出て、アイテム整理。
かなりの数のドロップアイテムが溜まっていたが、残念ながら呪い装備ばかり。

例の空間の北西部に進入。ダークゾーンだ。
なんとか進んで行く。途中にはダークゾーンの中にさらに玄室という厄介な構造もあった。

虫たちの石像

最奥部には地下4階にあったような奇妙な石像が群れをなしていた。
中央の石像にはやはり文字のようなものが刻まれている。

群れるは、自らの弱さを知るが故。
死は必定。捕食されるも必定。
従って、増えることは世界への適応となる。

やはり「?ガラス玉」を手に入れた。
鑑定すると「繁殖の心」。やはりそれ自体は何の効果も持っていない。

この階層ではろくなアイテムが出なさそうである。
チアキをLv11に上げたところで、とっとと地下6階に向かうとしよう。

地下6階

やはり外周と中央の空間に分かれた構造をしている。
虫どもによって形作られたダンジョンというコンセプト的に基本は変わらなさそうだ。
中央部の形状自体は地下4,5階と似ているのだが、徐々にサイズが拡大しているのが見て取れる。

地下4,5階と異なり、外周に入れそうな小部屋はない。
中央の空間へは扉が2つあるが、エレベータ側の方はかんぬきで閉じられており、実質入り口はひとつ。

扉を潜って空間に侵入。
三方向に道が分かれているので、まずは左手の西側から。

進んだ先の扉を潜るとひたすら1マス部屋が連なる。もちろん玄室エンカも頻発。
もし回転床が仕込まれてたりしたら一巻の終わりな気がするぞ……。

石化攻撃が厄介なコカトリス

ここでエンカする敵で怖いのはバジリスク」や「コカトリス」などの石化攻撃
回復する手段が「キュアオール」しかない(多分)ので、あまりMPが多くない現状ではあまり受けたくない。

武器を持ったまま息絶えた死体

進んで行くと、また冒険者の死体が転がっていた。
疲れ果て、壁を背にして座り込み、そのまま息絶えたらしい。
身につけた鎧からして、生前は戦士か、あるいは僧侶だったのか。
手にした武器は不思議と汚れておらず、まだ戦える、と訴えかけてくるようだった。

アイテムを手に入れたようだが、未鑑定品が多すぎて区別が付かない。

3人の五高弟の墓

更に進むと、また墓碑が建っていた。
邪悪なる者の接近を拒むべく、血と聖油で丹念に描かれた魔法陣。
その中心に、その小さな墓碑があった。
もともとここにあった自然石を用いて、彫石には向かない道具で
苦心しながら故人の名を彫りつけたのだろう。

ここに葬られた者の名は、次のように読み解けた。

『戦士ギム 僧侶ザザリ 司教レベッカ
 偉大なる勇者にして 敬愛する指揮官
 皆のため命を賭して戦い ここに眠る』

英雄ゼルクの最側近であった五高弟。
そのうち3名の墓碑であることは、どうも間違いないらしい。
よほど塾生たちに慕われていたのだろう――献花の代わりとされた短刀や剣や杖が、墓前へいくつも積み上げられていた。

その、献花代わりの品の中には、この坑道の探索中に使われたと思しきノートや日誌の類もある。いくつか取り上げて、目を通してみた。

この地下迷宮におびただしく存在する蛇と虫たち。
その酸鼻を極める光景の中、それでも五高弟たちは塾生を指揮し戦い抜き、そして力尽きたという。
興味深いのは「英雄ゼルク」に関する記載だ。

英雄ゼルクに対する痛烈な批判が書き込まれたメモ

ゼルクは、全くの無能だった。口だけが上手い詐欺師だった。
 秀でるのは、自己顕示欲と他人の手柄を我が物とする手練手管のみ。
 あんな男を尊敬し、慕い続けていた過去の自分が恥ずかしくてならない。

 ヤツはどうも、我々を見捨てたらしい。
 自分たちだけでも助かろうと、蛇の王と蟲の女王に媚びを売ったのだ。
 オス・エドラ国王にしたのと同じように。

 我々は、たとえ死すとも、許さない。
 あの卑怯で卑劣な男だけは、絶対に……』

――――

「……『英雄』は、とんだペテン師だったってことね」

アリサは独り呟く。
国王も彼の力を信じて、英雄召喚の勅令を出したはずだ。

「アタシたちも、上の階で待ってるあの塾生も、みんなその嘘に騙されてたってことかぁ……」

ミサが天を仰ぐ。
ルリナは手記を読み直し、気になる点を指摘した。

「問題はこの記述ですよ。『蛇の王と蟲の女王に媚びを売った』……」

「ゼルクはこの先、虫たちの――ひいては悪魔の手先としてこちらに襲いかかってくる可能性が高い、ということね」

シズカが今後の展開を予想する。……彼女の少女の姿は、太古の悪魔が身をやつした姿である。

「でも、全く無能だって言うなら実際相手にしても大したことないんじゃなぁい?」

チアキが刀の手入れをしながら返すが、ナギが首を振る。

「いいえ。例え本体の能力が低いとしても、操り手によっては途方もない力を発揮する可能性もあります。
 このダンジョンの虫たちは高い知能と狡猾さを持っています。油断は禁物かと。」

皆が一息ついたところで、アリサが決断を下す。

『英雄ゼルク』との決着は、わたしたちが付けましょ。それが死んでいった彼らへの弔いよ。
 とはいえ、まずはこの虫の巣の奥から生きて帰ることね」

塾生たちの最終防衛ライン

さらに進んで行くと、どこか雰囲気が異なる部屋に辿り付いた。
左手側には寝台、右手側には炊事場。まるで野営地のようだった。
蛇や虫に追い詰められたゼルク塾の塾生、
その生き残りが徹底抗戦のために構えた、仮設の砦だったのだろう。

部屋のあちこちには、体液を吸い尽くされてミイラ化した屍が転がっている。塾生たちの成れの果てだろう。
それらに対し、しばしの間黙祷を捧げる。

「――解せないわね」

アリサが呟く。

「わたしたち、確かに多くの魔物と戦っているけど、ここまで悲惨な戦いはしていないわ」

疑問を口にしたアリサに対し、シズカも同調する。

「そうですわね。ゼルク塾の面々が被害に遭ったような、統率された様子はないですわ」

「じゃあ、今はその魔物たちの『支配者』が居ないってこと? それなら急いで進んだ方が良いんじゃない?」

はやる気持ちを露わにするミサに対し、ルリナは諫める。

「いえ、このように自由に探索出来ていること自体が罠かもしれません。油断は禁物です」

一行はルリナの意見に同意する。開けた部屋で戦力を整え直し、彼女たちは再び、前へと歩き出す。
……室内に宝箱があり、「?マント」を入手。ありがたく使わせてもらおう。

おびただしい量の1マス玄室

そのまま進んで行くとエレベータ付近の扉のかんぬきが見つかった。これでショートカット開通。
ただ、4,5階にあったようなイベントアイテムの類がまだ見つかっていない
恐らく最初のルート3択の残り2つのいずれかにあるのだろう。
いずれにせよアイテム枠が限界だしレベルアップも控えている。ここはいったん撤退だ。

ちらほら強力な装備も出てきている

流石にちらほら優秀な装備が出てきている。
先ほどの「?マント」は「ヌルデの手拭」だった。毒・麻痺・ドレインに耐性を持つ超優秀装備だ……が、忍者専用である。
切り裂きの短刀」は待望の左手用装備。もちろんミサに装備させる。
攻撃力の高い「カットラス」や「バトルアックス」も目玉。
カットラスは本来は盗賊用装備だろうが、切り裂きの剣よりは強い。しかもAC-2の効果付きでちょっとした盾並みの防御能力も持つ。

地下6階、残りのエリアの探索に入る。
出口から逆走することも可能そうだが、今回は入り口から改めて辿っていく。

3択の中央ルート。
こちらは左手ルートとは異なりやや複雑な迷路になっている。
とはいえ、回転床などは仕込まれていないのでそこまで難しくない。

しばらく探索すると西ルートが全て壁に塞がれることに気付いたので、いったんUターンして右手ルートを先にマッピングすることに。
予想通り、玄室が1つあるだけだった。

中央ルートに戻る。扉が2つ見つかったので、とりあえず西側の扉から進んで行くことにした。
やはり迷路が続く。しばらく歩くと中央側の扉がやはり塞がれたので戻ってマッピング

中央部の回転床以外にはこれと言ったギミックはなし

その後も順当にマッピングを進めていく。
中央部に1ヶ所回転床があったが、特段脅威にはならなかった。
そのままマッピングを完成させてしまったが……地下4,5階にあったような「○○の心」のようなキーアイテムは見つからなかった。
空きマスはあるが、侵入手段がないので恐らく石の中だろうしなぁ……。

とりあえずまだまだ余力はあったので、東側ルートの玄室でガッツリ稼ぐ。
アイテムが一杯になってホクホク顔で帰還。経験値が全体的に高いし、Lv13までここで稼ぐのはアリだなぁ。

グレーターデーモン召喚! すごいぞー!かっこいいぞー!

再突入し、地下1階のMP回復の泉で召喚を粘っていたら……なんとグレーターデーモン×6体の召喚に成功!
案の定仲間を呼びまくってあっという間に9体に。魔法は使ってくれないようだが、攻撃力が高い上に毒・麻痺付与なので強い強い。

しばらく稼いだが、やっぱりLv13はちょっと遠い。素直に次の階に進んだ方が良さそうだ……。
前衛3人分の鎧と小手が揃ったところで切り上げることにした。

次回は地下7階から。

地下5,6階のマップ。少しずつ中央の空間が拡大しているのがわかる