Tea-Wi's Peaceful World

プレイしたゲームとかの記録をつれづれと( ❛‿❛ )

モンスターハンターライズ:サンブレイク 傀異クエストと割合ダメージ

亜種と見紛うような赤さの傀異化フルフル。

どうも放送中に「傀異クエでソロで10分安定は速い」と言われることが多かったです。

自分としては特別な立ち回りをしているつもりもなく上手いプレイをしているわけでもなく、回避距離や気絶耐性、相手によっては更に追加で生存スキルを盛っていたりするので火力全振りという装備構成もしていません。
もちろんヒトダマドリもガッツリ集めていますし、立ち回りもどちらかというと生存性重視です。

じゃあなんでそんなに安定しているのかというと、結論から言うと「割合ダメージの使い方」だと思います。
単純に個人の好みとして操竜環境生物といった割合ダメージの手段を多用しており、それが結果的にタイムの短縮と安定化に繋がったということだと思います。たぶん。

通常クエならば操竜などのタメージはあくまで補助的で、タイムを追求するなら直接殴った方が速い場合が多いです(傀異化クエでもガチTAなら殴る場合が多いらしいです)。

しかし、そもそもこの手のギミックダメージは「モンスターの最大体力に対する割合ダメージ」で、「ハンターにとってローリスク、斬れ味も消耗しない」「多くの場合モンスターがダウンするので追撃可能」と良いことずくめです。

しかも傀異化モンスターはいずれも体力が非常に高いです。一番体力が高いリオレイアは約8万の体力がありますから、当然割合ダメージは相対的に非常に大きいものとなります

結果的に武器で削る体力は大幅に少なくなり、ガチTAには程遠いけどそれなりのタイムが安定して出る生存性も十分確保できるといろいろな相乗効果を生むようになったと言えます。

ということで続きからはよく使う割合ダメージの手段を並べていきたいと思います。

操竜

今回の操竜の切り札「変幻翔蟲・紅」

基本中の基本。

傀異クエストでも非ターゲットのモンスターは必ず配置されており、操竜耐性が低いのも通常通り。
また「変幻翔蟲・紅」を回収しておくことで操竜大技の威力が大幅に上昇し、強烈なダメージを叩き出すことが可能になります。

見た目上はモンスターへの直接攻撃ですが、実際は操竜のダメージは割合ダメージになっているため、体力が高い傀異モンスターに対しては極めて有効です。

開幕で変幻翔蟲・紅を回収し、2体連続で操竜して一気にダメージを稼ぐのが基本です。何らかの理由でクエストが長引いた時には3回目以降の操竜のチャンスが巡ってくることもあります。

なお、操竜攻撃での落とし物が増える「変幻翔蟲・金」もありますが、傀異化素材は落とし物からは出ないため、傀異化モンスター相手にはあまりメリットがありません。
もちろん通常素材も並行して集めるならば有効なので、目的次第といったところではありますが。

イロヅキムシ

壁当ての的のイロヅキムシ。
風景にあまり溶け込んでなくて個人的には違和感がある

マスターランクで追加された環境生物。
こちらは操竜やオニクグツの壁当てをぶち当てることで追加ダメージを与え、更に属性を帯びている場合はダメージの上昇と属性やられを発生させる効果を持ちます。

元々壁当ては割合ダメージとしてはかなり高く、直後にモンスターがダウン+翔蟲縛り状態になるためダメージソースとしてかなり有力なのですが、その壁当てを更に強化してくれます。
こちらはメインターゲットのモンスターを操竜した場合に狙う価値があると言えます。

属性はもともとランダムで付与されていますが、ハンターやモンスターの攻撃で付与することも可能です。
雷やられは直後に気絶まで狙えるので特に有用で、ハンターが雷属性武器を持っているなら寄り道してでも付けておく手はアリだと思います。

1エリアに2セット存在し、更に1フィールドに2エリア配置されております。
溶岩洞の噴出口とは異なり操竜時の縮小マップに表示されないため、ちゃんと自分で覚えておく必要があります。

オニクグツ

手を振り上げる姿がかわいい

割合ダメージというよりは攻撃チャンスを作るための環境生物ですが記載。

使用すると糸を射出→再使用で現在のハンターに居る方に強制的にモンスターを引き寄せ、壁に当たるとダメージ+ダウンとなります。

壁当ては割合ダメージを与えるなど、総じて簡易版操竜といった感じです。
モンスターの位置以外にほぼ状況を選ばないのが大きな強みで、とりあえず怒り状態になったら1回使っておくだけでも劇的に楽になります。

なお、飛んでいるモンスターや水中に居座っているジュラトドスやオロミドロなどは割合ダメージこそ与えられないもののやはり強制的にダウン状態に出来ます。
水中から出さないと面倒なことになるオロミドロには特に有用でしょう。

大きな弱点として状態異常解除時や一部のモーション時はスーパーアーマーになるのか引き寄せが機能しません
こればかりは覚えるしかないので、失敗したときの状況はちゃんと覚えておきましょう。

オニクグツはフィールドに2匹存在します。1匹は簡単に見つけられますが2匹目は面倒なところに居る、というフィールドが多いのですが、砂原や水没林は簡単に2匹揃えられるので積極的に使っておきたいところです。

ボムガスガエル

かわいい見た目から物騒な大爆発を起こすカエル。

上位でもおなじみのボムガスガエル。
ヒットさせると大ダメージ+確定ダウンと超強力で、設置から起爆までに時間が掛かるとはいえ使用する価値は十分あります。

新規フィールドである城塞高地に多く生息しており、比較的簡単に2匹確保でき、草むらにもよく隠れているので運が良ければ3~4体分も使うことが出来たりします。
エリア13の沼地に引きずり込んでダウンさせるとダウン時間が延長されるので、上手く相乗効果を狙いたいところ。

傀異核

赤いダメージが傀異核破壊ダメージ。
(動画からの切り出しなので画質が荒いです)

傀異化モンスターに出現する「傀異核」の破壊ダメージは割合ダメージです。
モンスターによってダメージが全然違うので割とすぐ気付くと思います。

リオレイアの体力が約79000~83000らしく、個体によっては傀異核破壊ダメージが1000を超えていることもあるので、恐らくダメージは約80分の1=1.25%と見られます。

パーセントとして見ると微々たるものに見えますが、そもそも1回の狩猟で傀異核を10~20回破壊するなんてことは珍しくもなんともないので、狩猟全体に占めるダメージの割合としてはかなり大きいとみなすことができます。
しかも傀異核のダメージは部位にも入るため、脚の傀異核を破壊すれば転倒を狙ったりと応用も効きます。

なので積極的に破壊を狙っていった方がいいのですが、いかんせんモンスターによって狙いやすさがピンキリなのがネック。
特に冒頭の画像に示したフルフルなんかは厄介で、肉質が硬い尻尾や翼に傀異核が出現して困ることも多々。

こういう時は素直に弱点部位を狙いましょう。
傀異化の沈静化は純粋にダメージ量で発生するため、硬い部位を無理して狙うよりは素直に弱点部位を集中攻撃している方が速い場合も多々あります。

その他のフィールド固定のギミック

溶岩洞噴出口なんかは特に有力です。
時にはイロヅキムシと同じエリアに出現していることがあり、操作は難しいですがイロヅキムシに2回壁当て→噴出口に当てて特大ダメージなんて夢のコンボを実現できることもあります。難しいですが……。
こちらもオニクグツで起動できるため、どんどん拾ってどんどん使っていきましょう。

ダウン中の大型モンスターを狙う密林のセキヘイヒザミ

また密林も固有のギミックがいくつかありまして、エリア1の落石なんかは2回当てるとモンスターが確定ダウンするので狙う価値はそれなりにあります。ただ納刀が遅い武器だと割に合わないですが……。
またエリア8に居るセキヘイヒザミはダウン中や麻痺などで行動不能のモンスターにとんでもない大ダメージの針を連射するという強力な環境生物であり、上手く使うとかなりのダメージが取れます。

更に隣のエリア9にはイロヅキムシも滞在しており、操竜時の突進離脱を上手く誘導するとイロヅキムシに2回壁当てした上でエリア8に引きずり込んでセキヘイヒザミで大ダメージなんてこともできます。

城塞高地はダメージに直結するギミックこそ少ないですが、エリア13の沼地は上手く使うとダウン時間延長の効果を繰り返してとんでもないダメージを取れたりします。

あるものは全て使え!

……『モンスターハンター:ワールド』の新大陸調査団じゃないですが、本作も「あるものは全て使う」方が速いかどうかはともかくとして明らかに「」です。
最初にも書きましたがとにかくローリスクだし斬れ味も消耗しないし、

MHWシリーズも何かと割合ダメージの要素が多かったですが、本作もそれは同様。
むしろ傀異化という超体力のモンスターを相手にするコンテンツが生まれたことでその重要度はより高まっていると言えます。

環境利用もプレイヤースキルの一端であると個人的には思っているので、ソロプレイ時にはフル活用していきたいと思います。