Tea-Wi's Peaceful World

プレイしたゲームとかの記録をつれづれと( ❛‿❛ )

『Javardry 直下の戦線』 プレイ記録その12

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直下の戦線 タイトル画面

地下9階へ。
前回脱出呪文を覚えたので非常に探索しやすくなった。

*おしらせ*
マッピングツールは「方眼紙マッピング」を使用。
・アイコンはいろいろカスタムしています。
・プレイしながら記録していたメモをほぼそのまま載せてます。
・ネタバレに対する配慮はありません。

ダウンロード先等の情報はその1の記事を参照ください。
tea-wind.hatenablog.com

 

地下9階 ~吹雪吹き荒れる凍てつく氷河地帯~

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地下9階 入り口そばのメッセージ

何という寒さだ!
吹雪の白さの先に目を逸らすと、そこには氷塊の流れる大河が広がっていた。

流氷に乗ればかろうじて移動はできそうだが、望み通りの方角に進めるとは限らない。
退路の確保が難しいことを念頭に入れ、慎重に探索を進めるべきだろう。

地下6階から進める第3の階層、地下9階「氷河」。
名前の通り氷属性のモンスターが多い気がするので、元素魔法使いのナオや前回入手した「火神像」が活躍しそうだ。
地下8階の前例や地下10階の構造的に、ここも最終的に地下10階への階段に行き着き、異界の神との決戦になるのではと推測している。

さて、上記のメッセージのとおり、ここは強制移動マスが多い構造になっているらしい。
「瞬翔」があるので退路の確保はしなくても構わないが、マッピングが大変なことは肝に銘じておかねば。
まずはできるだけ壁に沿って歩くことで近場のマッピングをしていくことにする。

ここも地下6階と同様、ランダムエンカウントでも宝箱を落とす模様。早速希少度6の「<完治>の聖印」が出てホクホク顔。名前通り完全回復魔法だ。
この階層は魔法アイテムが出やすいらしく、希少度6の魔法アイテムが続々手に入る。「瞬翔」の簡易版、元素Lv6「<帰還>の魔術書」なんてものも出てきた。

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不確定名が「吹雪の向こうの影」で固定になっている。
アンデッドだろうとヴァンパイア系だろうと判別不能だ。

また敵の不確定名が「吹雪の向こうの影」で固定になっている。学者がいるPTなので識別に困ることはまずないのだが、PTによっては敵の正体が分からなくて困ることも多そうだ。

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「炎の鎧を纏った戦士と神秘的な雰囲気の青年」。「闇の女神」とは誰だろうか。

途中何度か強制移動マスに出くわし思うようにマッピングができないうちに、「炎の鎧を纏った戦士と神秘的な雰囲気の青年」に出遭った。
地下8階に居た女性ふたり組のように異界の戦士のようだ。

彼らはフウカ一行を「闇の女神が言っていた冒険者」と評し、強い運命の力を感じると言った。
闇の女神」とは何だろうか。彼らに加護を与えている女神なのかもしれない。

冒険者たちよ。陽光の加護が共にあるように祈っているぞ」
「ついでに炎の加護もな! この氷河は全域が寒くて暗いから、気を付けて行けよ」

氷界の神による地形偽装の結界を破ることができる「の羅針儀」を貰った。
これで地下10階に進むことで「氷界の神」と戦うことができるのだろう。

もう1度話しかけると、「氷界の神」について更なる情報が貰えた。

「氷界の神は1000年前の魔法王国崩壊時、この地下施設の全域を凍てつかせ多くの命を無残に奪ったという。許しておく訳にはいかぬ……」
「あいつは呪文をじっくり唱えて成功率と威力を高めようとするんだ。こちらが呪文無効化障壁を張ってもそれを貫かれる可能性がある。最低限、冷気耐性だけは忘れないようにしとけよ」

最初からフルスロットルなのできっちり守りを固める必要があった炎獄の神とは逆に、氷界の神は向こうがじっくりやってくるらしいので短期決戦狙いと相性がよさそうだ。

そのまま進むと1周して階段に戻ってきた。ここまでの間でも何カ所も強制移動マスがあったうえ、吹雪のせいかほぼ全域がダークゾーンで構成されていることが分かった。地下8階に一切ダークゾーンがなかったのとは対照的だ。
大まかな道筋が出来たところで本格的にマッピングを進めていこう。

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「雪妖」の一族の少女たち

階段から西に進むと「雪妖の一族」が集まっている場所があった。
曰く、負の魔力に優れる彼女たちは1000年前の魔法王国と協力関係にあり、魔法の品に魔力を込める仕事をしていたらしい。魔法王国が崩壊した今ではその品々は散り散りになってしまったが、この階層の敵が持っている可能性が高いという。
この階層でやたら魔法アイテムが出るのはこういうことだったか。

他の雪妖からは嫌な話が聞けた。

「この辺りはもともと暗くて涼しい場所だったのですが、氷界の神が現れてから負の力がより強くなりました。
 強い負の力が渦巻いている場所に脚を踏み込むと、照明や持続呪文が打ち消されてしまいますから、気を付けてくださいね」

「呪文封印」のトラップがあるらしい。「火炎樽」をもっと持ってくるべきか……。

あとはスノースピリット」と混同しないで欲しいという雪妖もいた。風評被害に悩まされているらしい。肉体を持った人類である「妖精」と自然の力に意思が宿った「精霊」の違いらしい。

更に「異界からの冒険者」の情報によると、上記したように吹雪で魔物の判別がつかないことや宝箱の罠「解除呪文」で持続魔法を消されやすいことを教えてくれた。1周してきたから思い知ってるよ……。

さて、階段付近のマッピングを済ませたところで一考。
この階層は魔法アイテムが出やすい上、大抵の敵はナオの「紅蓮」で一掃できる
ナオはまだ元素Lv6の魔法を2つしか覚えていないが、ここで戦っていればいずれ全て揃えることができるのではないだろうか?
今のところ元素Lv6魔法は一発で習得できているので、入手即習得で良い気がする。

ということでひたすら階段付近で歩き回りランダムエンカでドロップを狙うことにした。
MPが切れたら即「瞬翔」で帰還し、回復したらまた突撃。
……が、運がよくないのかあまり魔術書が出てこない。代わりに良く出てくるのが地象Lv6の「<稲妻>の霊晶」。弱くはないんだけど単体魔法じゃなぁ……。

そして階層が深くなってきたからなのか宝箱の識別の失敗率が高くなってきている。
困ったら第3の鑑別役としてナオの「解析」も活用することにしているが、解錠に失敗して罠を踏むのはどうしようもない。虚ろの呪い」で石化して帰るハメになったり……。
宝箱の罠は耐性を貫通するらしく、「予防」で石化耐性を施していても問答無用なのが割と困る。

また地下6階とは異なり、全てのランダムエンカウントが宝箱を持っているわけではないのが厄介。
運が悪いと思いっきりリソースを消耗しながら戦利品が得られないなんてことも起こる。

運の悪さに悩まされつつもなんとか4つ習得するところまでは行けたが、結局、少し脚を伸ばしてみることにした。

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あまりに暑苦しい魔導騎士団の連中

道中にあった小部屋に入ると、かつての古代魔法王国の幽霊たちが所在していた。
ここもレイアードが用意した隠れ家らしい。

やたらめったら暑苦しい「魔導騎士団」の連中曰く

「この熱い魂は氷結地獄なんかじゃ留めることはできねぇ!
 幽霊になってこの世に舞い戻ってきてやったぜェー!!」

らしい。暑苦しい……。
だがレイアードの『キミタチ、僕に忠誠を誓う騎士団なら僕の邪魔をする神々や冒険者と戦ってよね』という指示には従わないらしい。

「あんたたち強そうだからレイアード殿下ときっと良い勝負になるよな!
 そんな熱い戦いに水を差すなんて野暮なマネできねェーぜ!」

らしいが、そもそも幽霊だからまともに戦闘能力がないだけなんじゃないだろうか……。

あまりに暑苦しいのでナオが「避火」を発動してクールダウン。
冷たい眼をしたユマが「<吹雪>の呪符」を構えていたがそれをアキが慌てて止めた。

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かつての王国の騎士と、レイアードの腐れ縁らしい貴族。
レイアードに「殿下」という敬称を付けない旧王国の人物は珍しい。

隣に居た騎士はこう語った。

「魔剣シャルンディアを手に入れた貴族たちは、己の野望のまま星脈とそれが生み出す無限の魔力を利用した。
 だが彼らにはそれを正しく制御するための心の強さが足りなかった。

 いや、その貴族たちだけではないのかもしれぬ。
 我が国は自分たちに扱いきれぬ大きな力を持ったせいで滅んでしまったのだろうな……

大いなる力には大いなる責任が伴う」という有名な言葉があるが、その責任を背負う覚悟があったのが王族たちだけだったのだろう。もちろんレイアードも……。
魔剣シャルンディアの継承には慎重が期されたという記録がどこかにあったが、まさにその懸念どおりになったというわけだ。

そしてレイアードの腐れ縁である貴族もいた。「意見の衝突が決闘にまで発展したことも少なくなかった」という。
レイアードとの戦い方を熟知しているらしく、「魔物を従える才能が厄介」と称した。……生前も魔物を引き連れて決闘していたのかアイツは

部屋の奥に居た赤ん坊を抱いた女性の亡霊は「転移の呪文」で入り口までフウカたちを送ってくれるらしい。
今は特に用はないので申し出を断った。帰るのは「瞬翔」でいつでも帰れるしね。

何かと宝箱の識別解錠に不安があると述べたのは先述の通りだが、ついにカナヤが宝箱の「転移術式」の解錠に失敗した!
一巻の終わりかと思い初リセットを覚悟した……が、目の前にはなんと下り階段が!
すぐ後ろには「の羅針儀」で通過する幻影の雪山も存在する。
なんと地下9階の大半を無視して、氷界の神」が潜む地下10階への階段を見つけ出してしまったのである。

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まさかの下り階段そばへのワープ。大混乱でした

パーティー内に波紋が走る。また地下9階は半分も踏破していない。
しかし「紅蓮」こそ使い切っているもののまだまだ余力は残っていて、全員の体力も十分。
恐らく「氷界の神」との決戦を戦い抜く戦力は残っている。

戻って探索して、この階層を解き明かしながら力を付けてから先に進むべきだというフウカとユマ。
探索はあとでもできるが、転移術式でここに飛んでこられるのは恐らく一度きり。この千載一遇の好機を逃す手はないというアキとマナカ。
自分のやらかしが想定外の事態を招いたことに頭を抱えているカナヤ。
そして最後に残ったナオは……「先に進んでみましょう」――そう言った。

驚くフウカに対してナオは意思の籠もった目線をしっかりと合わせ、こう続けた。
まだ「瞬翔」のMPは残っている
引き際を間違えなければ、例え「氷界の神」との戦いに勝ち目がなかったとしても、生きて帰ることができる、と。

それを聞いてフウカとユマも納得した。全員が戦いに備えた準備を済ませ、ついに階段を降り、地下10階に足を踏み入れた。

地下10階 ~想定外の決戦・「氷界の神」~

地下8階からの下り階段が北西部にあったのに対し、地下9階からの階段は南東部に通じていた。
やはり「の羅針儀」は北方向を指しており、「炎獄の神」が潜んでいたエリアとは対の構造になっていることがわかる。
羅針儀の指し示す先……北の部屋には「氷界の神」が待ち受けていた!!

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「氷界の神」との決戦!

氷界の神」も筋骨隆々の姿をしており最前列に堂々立ち塞がっている。
更にフロストタイタンが前列2番目に居座り、後列にスピリットやエレメンタルが位置しているのが分かる。
前列に手間取っている間に後列の魔法や氷攻撃連打で削られてしまいそうだ。

フウカは「<聖域>の聖印」、ユマは「<衰劣>の呪符」を取り出した。アキは騎士盾を、マナカは武器を構え、カナヤは火炎樽の導火線に火を付けてタイタンに狙いを定めた。
そしてナオが唱えたのは……炎の呪文ではなく、先ほど習得した精霊・魔法生物・悪魔を消し去る呪文「一掃」! 後列のスピリットやエレメンタルが一度に消し飛んだ!
次のターンでタイタンを「灰燼」で一気に撃破。そして「氷界の神」は……「吹雪」を唱えた! 「聖域」と騎士盾の効果で呪文無効化率が跳ね上がっているフウカたちには傷1つ負わせることができない!
残るは氷界の神ただ1体となった3ターン目――総攻撃で氷界の神は崩れ落ちた!

僅か3ターンの戦い。あまりのあっけなさに唖然としつつも、フウカは「氷神像」を拾い上げた!
氷界の神」――撃破完了!

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氷神像の効果。こちらも雑魚散らしに良さそうか?

「氷神像」の効果は暗黒Lv2「霰礫」のようだ。
フウカ以外の全員が経験値が次のレベルアップに達しており、フウカもあと数百だったので地下1階の敵を適当に倒してLv22となった。

ひとまず「氷界の神」は倒したが、もちろん地下9階の探索も半分以上が残っている
まだまだ先は長い……ということで今回はここまで。