Tea-Wi's Peaceful World

プレイしたゲームとかの記録をつれづれと( ❛‿❛ )

Wiz外伝 五つの試練:『偽りの代償』プレイ記録その2

『偽りの代償』タイトル画面

うざったいゼルク塾生の男と共に地下2階。
良いチュートリアルシナリオですね、かなり楽しめています。

シナリオ詳細はPart1の記事をご覧下さい。

tea-wind.hatenablog.com

*おしらせ*
マッピングツールは「方眼紙マッピング」を使用。←URLがリンク切れになっていたのでVectorに変えました
・アイコンはいろいろカスタムしています。
・呪文名はいわゆる「トゥルーワード」に変更は *しません*
・プレイしながら記録していたメモをほぼそのまま載せてます。
・ネタバレに対する配慮はありません。

地下2階

階段を下りると3方向に道が続いているが、北と東の扉は開かない扉で塞がれている。
南の方に進んで行くといくつか玄室があるがその奥には……シュート!
……「レビテイト」で宙に浮いているので落ちなかった。しかし他に行先がない……。

仕方がないので一旦脱出し、浮遊状態を解除してから再突入。
シュートに落ちて、宝石の指輪で座標を確認するついでに掛け直す。

ムカつくが指導要員としては有能な男

地下3階に落ち少し進むと、目の前のある階段から、誰かが下りてくる。
口元に薄ら笑いを浮かべ、足音を高らかに響かせつつ現れたのはいつもの男だった。
もう見飽きたよ……ってゲンナリした顔のアリサ。やはり冒険者資格証を置いてくるべきだっただろうか。

「フフン……いきなり落とし穴で地下3階へ落とされて、さぞ驚いたことだろうな!
 あれはシュートと呼ばれる罠で、だいたいは下の階へと飛ばされるんだが、
 上の階に落とされる場合も稀にある。
 "上に落ちる"って変な言い方だけどな」

上に落ちる。どこかのヴァンパイアハンターがやっていそうなことをのたまい、男はニヤリと笑う。

「この階段を上がればすぐに2階だが、いつもこんなに優しいとは限らないぞ。
 というか、シュートってのは普通、落ちたら絶望! 敵がめちゃ強でヤバい!
 必死で戦って命からがら逃げ帰りました! みたいなことになるもんだ。

 良かったなー。このフロアの設計者が、キサマら新入りにお優しいゼルク様で。
 ほれ、ありがたみを噛みしめて上に戻れ」

あまりに苛立たしい言い回しに思わず手が出そうになるが、なんとかこらえて階段を登る。
少し進むと地下1階から下りてきた梯子の北側、かんぬきで封じられていた扉を開けることができた。

 

しばらく進んで行く。隠し扉や一方通行扉のギミックに翻弄されつつも奥に進むと、

ついに「白いダークゾーン」に堂々ツッコミが入ってしまった

目の前にはダークゾーンが広がっている。
アリサたちは思わず足を止める。
目の前にある"これ"は、一体何だ?

真っ白な壁かと思ったが、違う。
恐る恐る触れてみると、何の抵抗もなく、
指と手が白一色の空間の中に入っていく。

例えるなら、濃密な白い霧だろうか。
いや、このまま身体ごと中に入ったなら、その印象はむしろ、霧というより――

「――ダークゾーン
 ベテランの冒険者たちは皆、そう呼ぶ。
 四方八方何も見えない、真っ白な闇さ。」

いつからそこに居たのだろう。
例の男がしれっと現れ、アリサたちの前方へと回り込みながら解説を始めた。

「自然現象ではない。魔法による仕掛けだ。
 仕組みそのものはいたってシンプルだがね、そういうものほど却って厄介だ。
 第一に、何も見えない。第二に、魔法による明かりを全て吸収、無効化してしまう。松明もアウトだ。
 視界を完全に奪われる以外の害はない。
 中に入ったら、壁に当たる音を頼りに手探りで進んでいくことになる。
 迷ったと思ったら、ウィザードアイの呪文を使って現在地を確認することだ。十分に注意しろよ」

シズカが持っている「宝石の指輪」の存在を思い出す。これには「ウィザードアイ」の呪文が込められている。
もしこれを紛失してしまったとしても、チアキとシズカが呪文としても唱えられる。慎重に進んで行けば大丈夫のはずだ。

ダークゾーン内を左に進むとすぐに闇から出て3方向に扉。

相変わらずブレス1ダメージで安心のクリーピングコインさん

Uターンして真っ直ぐ進むと玄室があり、その奥の部屋ではボス戦BGMと共に「クリーピングコイン?」と戦闘になった。
例によってブレスが0ダメージなので被害はゼロ。良いカモである。

残った道を進むとダークゾーンを出たが、例の男が出てきて

「わーっはっはっはっは! 案の定だなァ!
 あんなに注意しろって教えてやったのに!
 ダークゾーン内で分かれ道があったことに気付かなかっただろ!
 ほら、ウィザードアイで今すぐ確認ッ!」

「気付いてるわよッ! なんならここが最後に来た場所よ!」

「あ、アリサちゃん落ち着いて……」

流石にアリサがブチ切れて殴り掛かろうとするも、ミサがなんとか押さえつけている。
ひとまず奥に進むと再びダークゾーン。この階層はしばらくこれに苦しめられそうだ。

更に通路を歩いていると、背後から
「おおっと、ちょいと待ちな」
と、誰かが呼び止める声がした。

誰かが……も何も、こんな風に呼び止めてくる者はひとりしかいないだろうが。

「この先にある丁字路には、ちょっとした罠が仕掛けられているんだがね。
 その名も[回転床]さ」

そう言って回転床の注意事項を解説する。
ご丁寧に回転床の上でキャンプを張ると再度回ってしまうので、キャンプを張らずにウィザードアイを唱えた方がいいということも。口は悪いが親切である。

回転床を抜けて先に進んで行くと大広間がある。
その中央の部屋には例の男が待ち構えていた。
毎回どうやって先回りしているのだろう。
ただ、その表情はこれまでと違い、いささか真剣なように見える。

「まさか、この広間にまで辿り付くとは。
 お前たちを少しだけ見直したよ。

 ……このネル坑道は、昔、鉱石の採掘場だったという話は、もうしたよな?
 この広間は、ここが採掘場だった頃、坑夫たちの集会所、兼、礼拝場だった。
 しかし、聖なる場所というのは、維持管理する聖職者がいなくなると
 急激に荒廃し、穢れを招きやすい……。

 冥府の眷属になってしまうと、清浄なものが憎くて仕方なくなるのか。
 それとも、死んでも死にきれないから、救いを求めて縋ろうとするのかも。
 ……私が何を言っているか、分かるか?」

アリサたちは息をのんだ。このパーティは、元々闇の眷属である者ばかりである。
強い光に引きつけられたことは幾度もある。

「つまりな、この先は不死系モンスターの巣窟なんだ。
 パーティに僧侶がいないと苦しいぞ。気をつけて進め」

一行は僧侶のルリナを見る。ルリナはうなずき、先に進むことにした。

例の男は別の場所にも現れ、鉄格子とスイッチについても説明してくれた。
一行をある程度認めたのか、馬鹿にした様子はずいぶんなくなっている。

僧侶のディスペル能力についての解説

鉄格子の仕掛けを解き、大広間の奥に入るときに再び声を掛けてきた。
今度は僧侶などの「ディスペル」の能力についてだ。もちろん知っているので軽く聞き流す。

アンデッドコボルド×たくさん

部屋の中央部に進むと「アンデッドコボルド」の大群と戦闘!
経験値がほしいのでディスペルせずにギガアーマーで固めてから戦うことに。……が、20体分合計でもメジャーゴースト1体分より少し多い程度だった。割に合わない……。
部屋の奥にはHP回復の泉があった。

大広間には他に登り階段付近に戻るかんぬき扉があった。かんぬきを解除してショートカット開通。
ここで一度地下1階に戻り、ゼルク塾の回復の泉でMPを回復。万全の状態に戻ったので再び地下2階へ。大広間から更に奥に進んでいく。

人によっては背筋が凍るであろうメッセージ

しばらく進む。長い回廊が続くが、その奥にはこんなメッセージが。

"迷宮内の暗がりは……"
"十分に己が向く方角に……"
"気をつけよ! 油断をすると……"

見慣れた警告メッセージに内心ワクワクしつつ奥に進むと、1マスの小部屋の中に回転床が仕込まれていた。これが2連続。
幸いピットや石の中ではなかったようだ。とはいえ、何も考えずにキャンプを開くとまさに無間地獄だろう。初心者にはちょうどいいトラップかもしれない。

探索していると時々「クリーピングコイン?」と出くわす。やはりBGMがボス仕様なので固定配置らしい。相変わらずブレスが0ダメージなので全く怖くない。
1ヶ所だけ「?」なしの「クリーピングコイン」が出てくる場所があって、そちらはブレスで1ダメージ受ける
原作Wizの細かい機種差の1つだが、このシナリオでは別個のモンスターとしてそれを再現しているようだ。

そのまま探索していると地下3階への下りの梯子とショートカットを開通させるスイッチがあった。
残っている地下2階のマップも埋めたし、次回はこの先からだな。

地下2階のマップ