Tea-Wi's Peaceful World

プレイしたゲームとかの記録をつれづれと( ❛‿❛ )

ファイアーエムブレム 風花雪月 黒鷲の学級・帝国ルート クリア感想



ニンテンドーカタログチケット残り1枚の使いみちにと思って交換したゲームですが、すっかりドツボにハマってしまうことに
FEシリーズはプレイ経験だけで言えば『聖魔の光石』『覚醒』を一応触ったのですが、どちらも序盤で投げ出してしまっておりエンディングを見ることが出来たのは本作が初めてでした。全体としては難易度も低く、ターン巻き戻しもできるので詰むこともほとんどなくプレイしやすかったです。
ストーリーも宗教やら帝国やらが交わり合う非常にハードなもので面白かったですね。ただ帝国ルートだけでは真相はわからない点も多いため、最終的には4ルートすべてをクリアしなければならない、ということになるでしょう。
……大変そうだな。

ストーリー面で言えば女神と宗教、そして紋章の支配を否定し、人間が統治する新世界を創るために戦うエーデルガルトと愉快な仲間たち……といった感じでした。
個人的にはRPGでは「神との決別」はお約束という感があるので実に王道なストーリーだと思ったのですが、コメントによるとFE的にはかなり異色なストーリーとのことで結構意外でしたね。
正直セイロス教団……というかレアはプレイしていて非常に印象が悪く、エーデルガルトに協力するルートが選択肢で出現したときは迷わず選びました。最終的に「白きもの」をぶちせたので満足です

プレイ時間61時間14分。周回を前提としたゲームで60時間超えというのは予想を遥かに超えた長さでした。20時間程度で終わるだろうと思っていたので完全に虚を突かれましたね。
正直ぶっ続けで周回するにはちょっとヘビーすぎるゲームなので、別ゲーでちょっとインターバルを取ってから周回することになると思います。

痛恨だったのが主人公の名前。
自分がプレイする場合、キャラメイクの要素があるゲームでは看板娘(ティーウィ)の名前を使用し、そうでないゲームはデフォルト名でプレイするという方針で通しているのですが、以前『覚醒』で多少ながらもキャラメイクの要素があったため今回もそうだろうと勘違いして名前を変更してしまっていました。割と一番の後悔点だったり……。

キャラピックアップ

主人公(デフォルト名:ベレス)
スタンドと超融合したり髪の色が変わったり心臓に変なものを植え込まれていたりと散々な目に遭いながらも生徒たちを守り通した教師。
平均的にステータスがよく伸び、1章は主にアサシン、2章はニルヴァーナとして活躍してくれました。
ただ肝心の専用武器「天帝の剣」はサンダーソードとモロに役割が被り、かつ殆どの場合そちらで十分だったためにほぼ演出用としてしか活躍できなかったのが残念。

エーデルガルト
最終的に力47・速さ34と攻撃面では凄まじいスペックを持つに至った脳筋皇女……改め脳筋皇帝陛下。通称エっちゃん。
ウチのPTでは唯一飛行職種(ドラゴンナイト)を取っていたため主に終盤で大活躍。
専用職カイゼリンも鬼のような優秀さですが、終盤のマップは飛行ユニットが居ないと厳しい場面が多かったのであまり活かせませんでした。

ベルナデッタ
通称ベルちゃん。技が良く伸び、弓適性の高さや簡単に火力が上がるスキル「被害妄想」でゲーム全体を通し大活躍。
ボウナイトに転職できるようになるともう止まらなくなり、驚異の射程7と移動力9+再移動と高い技から放たれるクリティカルで敵を片っ端から射抜く鬼神と化す。
本プレイ最大のMVPキャラは誰かと問われれば文句なしでベルちゃんでしょう。本当に君が居なかったら何度詰んでいたことやら。
引きこもりのくせに異様に支援レベルの上昇が早かったのも特徴で、重苦しいストーリーの清涼剤としてとことん癒しになってくれました。コミュ力が高いのか低いのかこれもうわからないな?

ペトラ
ソードマスターペトラ。最終素早さ48という異常な素早さであらゆる剣を使いこなす。
力が伸び悩んだのがやや残念でしたが、それでも総合力ではPTでもトップクラスの優秀さでした。
アクが強いキャラだらけの中、フォドラ語が苦手なことを除けば至ってまともなキャラでありこちらも癒し系でした。

ヒューベルト
通称ヒューくん。エーデルガルトの副官にして腹黒ダークビショップ。
魔力44+魔神の一撃から放たれる闇魔法の火力はPTでもトップ。ただダークビショップの移動力4はかなり響き、肝心なときに敵に近づけないこともしばしば。
PT内の移動力バランスを考えることの大事さを教えてくれたキャラです。

ドロテア
元歌姫、現踊り子。男漁りを公言するあたりかなりのビ○チで、女にも容赦なく毒牙を伸ばすあたり節操の無さは実はシルヴァンと同レベルなのでは感ある。
とりあえずメティオを装備させて支援補正撒きが最大の仕事。ついでに踊ってベルちゃんを働かせたり。ステが総じて低いのでこれしか役割が見出せなかったともいう。

リンハルト
通称リンくん。端正な顔立ちから回復魔法をばら撒き暇なときは黒魔法エクスカリバーぶっぱも厭わない。実は異常に高い魔法防御から魔法敵の盾もできる便利な子。
終盤はワープで味方(主にエーデルガルト)を奇襲させることも出来たりし、総じて戦術の核となったキャラでした。
リシテアとのA会話は完全に天才特有の奇行でした、はい。

カスパル
ウォーマスターとしてPTの切り込み隊長を張った愛すべきバカ。
大抵の敵は銀の小手+で解決し、重装の硬い敵はゾルタンの斧を持ち出すという遠慮のなさ。素早さが伸び悩んだのが欠点か。

フェルディナント=フォン=エー↑ギル
通称フェルくん。パラディンホーリーナイトと馬乗りとして大暴れしてくれた愛すべきバカ2号。
しかし2章での成長ぶりには全わたしが泣いた。あんたァ本物の貴族だぜェ……!
終盤のマップは馬の移動力を削ぐ地形が多すぎたためあまり活躍できなかったのが残念。

シルヴァン
なぜか早期にスカウトできた女好き。こちらも馬乗りだが、フェルくんとの差別化のためこちらは重装を伸ばしグレートナイトに。
女性絡みのノリの軽さに反し抱えている闇の重さは屈指であり、しかも引き抜いて実家と反目させる形になってしまったのをかなり後悔したりもした。女神と紋章の被害者。
「……まあ、地獄でまた会おうぜ……」

イエリッツァ&メルセデス
甘い物好きのシスコン「死神騎士」とそのブラコン姉。
メルセデスをスカウトできたのは本当に偶然で、ニルヴァーナの能力に併せて信仰を上げていたら最後の最後に引き抜くことが出来た感じです。
イエリッツァの支援一覧に主人公に加え何故かメルセデスがあったので大いに驚き、真っ先に支援レベルを上げてAまですべて観ました。
イエリッツァのイベントを埋めているうちに「死神騎士」のイメージがすごい勢いで壊れていくのは腹筋に悪かったですが、一方でシルヴァン同様紋章の被害者という側面が明らかになってくるとまた違った目線で見られるようになりました。
戦闘的にはイエリッツァは馬乗り3号にして異様に高いステータスのおかげで主火力として大活躍してくれました。メルセデスはサブ回復役。

他、リシテア、フェリクス、ハンネマン、アロイス、マヌエラ、シャミアをスカウトしていましたが、総じて使い所がなく二軍止まりでした。
リシテアはちゃんと育てれば異常に強くなると聞いたので別周回の時が楽しみですね。

現状感想記事を書いていないゲームがいくつか溜まっているのでちょっと大変ですが、年内には一通り消化したいです(悪魔城とか悪魔城とか……)。