Tea-Wi's Peaceful World

プレイしたゲームとかの記録をつれづれと( ❛‿❛ )

『Javardry 直下の戦線』 新月パーティ簡易記録 その2

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直下の戦線 ver1.027タイトル画面

前回の続き。今回は地下5・6・7階編。
今回も茶番多めです。当たり前ですがこの手のゲームで一番大事な探索パートがないと書くことが少なくて困りますね……。
やたらと茶番パートが長いのはそのせいです。

プレイルールは以下の通り
・太陽PTで入手したアイテムはショップから購入してよい
 ただしアイテム・資金の引き継ぎは禁止。自力で稼ぐこと。
マップ等は埋まった状態のまま
 各マップのメインイベントを完走した場合に次の階層へ進んでよいことにする(B3,4・B7,8,9は順不同)。

新月PT編その1はこちら。

tea-wind.hatenablog.com

DL先等の情報は1周目のその1の記事をご覧ください。

tea-wind.hatenablog.com

 

地下5階のストーリー(捏造)

フウカ一行の続きの2周目ということでそれっぽくストーリーを捏造してみました。

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地下5階、レイアードとの対峙

ここは地下5階「魔法王の柱の間」。レイアードが召喚したドラゴンと堕天使たちを討ち払ったアリサたち。
次はお前だ、とナギサがレイアードに鎌の刃を向けると、彼は「見事、見事」と笑いながら拍手をしてみせた。

「……どうやら敵意を持っているわけではないようね。どういうつもり?」

アリサは古の王子に問う。彼はシャルンディアレプリカを収め、興味深そうな表情でこちらを見つめている。

「話をするのはやぶさかではないけれど、鎌を首に向けられた状態では落ち着いて話もできないかなぁ。こちらも剣を収めたんだしさ」
「……ご主人様、どうなさいますか」
「いいわ、下ろしなさい」

アリサの命令に応じ、ナギサが武器を下ろす。
それに合わせパーティの一行も戦闘態勢を解き、代表であるアリサとレイアードの会話を注視し始めた。

「さて……亡国の王子レイアード。貴方は星脈の力と一体化することには成功したものの、この地下遺跡そのものと一体化してしまい、魔剣シャルンディアをも失い<聖騎士>に敗れた……。この記録にはそうあるわ」
「そうそう、よく知ってるねぇ」
「茶化さないで。この記録は教会から正式に出版されたもの。わたしたちもこの記録をもとにここまで進んできたんだから」
「うんうん、その記録は僕も読ませて貰ったよ」
「……そのシャルンディアレプリカはしょせんレプリカ。本物の魔剣シャルンディアでさえ解けなかった星脈との一体化、その状態のまま<王>となるなんて不可能よ。それは貴方にもよく分かっているはず」
「……」
「貴方の目的は他にあるんじゃあなくて?」

「ふふふ……<合格>だよ、キミタチは」

「……どういうこと?」
「キミの言うとおりさ。僕は――もとい、<僕たち>は強い冒険者を必要としている。それこそ<聖騎士>たちと並ぶレベルの、強い冒険者をね」
「<僕たち>……?」
「とりあえずキミタチは合格だ。ここまで来られる冒険者ですら決して多くはない」
「どういうことなのよ。煙に巻かずにちゃんと話しなさい!」

レイアードの影にカードを投げたアリサだったが、ひらりと避けられてしまい動きを封じることができない。

「血気盛んだねぇ。まあこの先に進むのにはそれくらいがちょうどいい」
「コイツ……!」
「その記録に<聖騎士>たちが最下層……地下10階まで進んできた道程が書かれているはずさ。僕が読んだのと同じものならね。
 キミタチが本当に強い冒険者だというのなら、その記録の通りに最下層まで進んでくるんだ。そうしたらこの話の続きをしてあげようじゃあないか」

腹を立てたアリサを制し、シズカが前に出る。

「……この記録の通り、というと、<異界の神々>をも倒してこい、ということかしら?」
「もちろん! 続きの話というのも連中に関わる話だからね」
「つまり、貴方の目的はやはり王になることではないというわけね」
「おおっと、これ以上は話せないねえ。これ以上はキミタチが更なる実力を証明してからだ」

話を打ち切ろうとするレイアードに、再びアリサが声を掛ける。

「……レイアード」
「なんだい?」
「貴方が何を企んでいるのかは知らないわ。だけど冒険者として名を上げるにはわたしたちは先に進むしかない。貴方の口車に乗ってあげるわ」

それが賢明だね、と満足そうにうなずくレイアードを、アリサは指差して一喝した。

「ただしっ! ――全てが終わったら、1発殴らせて貰うわ」
「……おお、怖い怖い……。まあその気合いがあれば大丈夫かな。――これを再会の約束にね」

星脈の欠片」を投げ渡してきたレイアード。それをアリサがキャッチしたのを確認し、「じゃあ、僕は地下10階で待っているからね」と笑いながら、レイアードは<転移>を唱え去っていった。

「……かなりムカつく野郎ね。あんなのが王になった国なんて考えたくもないわ」
「まあまあ、アリサ……」

地下6階「幻想の岸辺」

ここはイベントらしいイベントがない、通過点のようなマップだ。
一応確定で魔法アイテムを落とす敵のマスがあるものの、ただ固定配置されているだけなのでイベントかと言われるとちょっと違和感がある。
虚構の神」はランダムエンカウントなのでイベントをこなして戦うような相手ではないし……。
そもそもレイアードをLv15で倒してきたのでレベル不足が深刻。フウカ一行はLv19だったので差が酷い。
案の定、幻想の岸辺に降りて最初のランダムエンカウントでボロボロにされるハメになった。
ここは例によって例の如くアルカナシリーズ狩りでレベル上げしてから地下6階に進むことにする。
ただ現在のバージョンだと中断再開で補助魔法が切れてしまうので、以前のように高効率では戦えないのがネック。こればかりはしょうがないので、周辺の玄室も開けてガンガン戦う。
ガンガンお金が貯まるので、余裕ができ次第魔法/ルーンシリーズの装備も買いそろえていくことに。

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地下5階の固定敵、アルカナシリーズと地下6階以降で手に入る装備の「魔法/ルーンシリーズ」。

Lv17。万全とは言い難いが、本格的に探索開始。とにかく「静夜」の使用回数がそのまま継戦能力に等しい状態なので、無理はできない。
圧倒的な攻撃力を持つビートアーティスト・ミサだが、代わりに防御面はガタガタ。「星脈の欠片」で衰退だけは防いでいるが、ひとりだけ麻痺して経験値が遅れることもザラになってきた。

回復効果もついているのでできれば後出しにしたかったが、地象Lv4「免疫」を先に掛けておくことにした。これでもまだ即死や気絶などは怖いが……。
あと「<保護>の魔術書」を買い込むことも忘れない。

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地下6階の固定配置のヴァンパイア。Lv5暗黒魔法のアイテムを高確率で落とす良い子。

地下6階でやるべきはLv5の暗黒魔法・地象魔法を習得すること。希少度5の魔法アイテムは上記の固定マスから得られるので、現在ショップに並んでいないものもすぐに揃えることができる。

……はずだったのだが、どうにも「<吹雪>の呪符」だけが異様に出ず、全員がLv18になってしばらくしたところでようやく手に入った。
お陰でチアキとシズカがLv5魔法を習得。どちらも全体攻撃の「乱空」と「吹雪」を揃えている他、待望の闇種族蘇生魔法「反魂」も大きい

アリサ「……居ないわね、<虚構の神>」
ルリカ「<聖騎士の記録>には『地下6階の探索時に、更には地下7階以降からの帰りの時にも気まぐれに襲いかかり、甚大な被害を我々に与えた……』とありますね」
シズカ「ヴァンパイアを50体倒すくらいには往復しましたけど、現れないときは現れないものですわねぇ」

フウカ「(……なんだかわたしたちの運を馬鹿にされた気がする)」

地下7階「夢魔の歓楽街」

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全階層中最多のイベント数と思われる地下7階。

やるべきイベントは以下の通り。
常連の紹介状」入手→「楽しい魔法生物」入手→「夢魔の枕」入手→「黒山羊のペンダント」入手→黒山羊教団の総主教の首を刎ねる「堕落の神」の撃滅、「影神像」の入手
……地下6階までとは打って変わって多い。

マッピングさえ済ませてあればなんてことはないので、サクサクと終わらせる。
語ることがあんまりなかったので、茶番でどうぞ。

茶番

ミサ「ここが噂の『夢魔の歓楽街』だね!」
チアキ「久々に帰ってきたわー! 幾つか女性向けのお店もあるけど、<インキュバス>みたいな連中もいるのかしら」
ミサ「ゴールドも稼いできたし、チアキ! 遊びに行くよ!」
チアキ「おー!」ドドドドドド……

アリサ「……あんのバカども……」
シズカ「まあ、あのふたりなら実力は確かですから何かあっても大丈夫ですわよ。……ルリカ、私たちもあのお店に一緒に入りませんこと?」
ルリカ「嫌です! これ以上近づかないでください! そーしゃるでぃすたんすです!」
アリサ「いや、離れすぎだから……これはこれで危ないわよ」
ナギサ「ご主人様、ルリカ様の護衛はお任せください」

アリサ「……、天使の連中まで居るわよ」
ルリカ「うわー……やっぱり来てたんですね。近年天使たちの堕落が激しいって天界でも問題になっていましたが、」
シズカ「吸血鬼たちもやりたい放題されているらしいですわね。吸血鬼の館の主人も借金を作って散々な目に遭っているとか……」
アリサ「吸血鬼ともあろうものが情けない限りだわ。わたしがお灸を据えてあげようかしらね」

吸血鬼の館にて――

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哀れな吸血鬼の館の主人。

館の主人「……貴方は我輩が知るヴァンパイアロードではないようですな」
アリサ「わたしはこことは関係ないわ。外の世界で恐れられた大吸血鬼の末裔、それがわたしよ」
館の主人「道理で<堕落の神>の影響を受けていないわけです。貴方であれば<堕落の神>からこの階層を解放することもできましょう

アリサ「……という話の流れだったのに、なんで渡されるのが『常連の紹介状』なのよ」
シズカ「<堕落の神>に辿り着くために必要になるとか言ってましたわね。本当のところどうなのかわからないですけど」
ミサ「で、その一見さんお断りの高級店に乗り込むってわけね」
チアキ「どんなイケメンと出会えるのかしら……。ああん、期待でゾクゾクしてきたわ!」
ルリカ「遊びに行くんじゃないんですよ……」

高級店にて――
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不老不死研究の集大成らしい本。10000ゴールド。

ミサ「あんのエロジジイ! あたしは遊ぶためにゴールドを貯めていたのであってこんな本を買うために溜めてたんじゃないんだけどぉ!」

シズカ「……これは凄いわね。古代魔法王国の人物だというのも分かる技術ですわ」
アリサ「あの王子も同じ技術を使ってるって言ってたわね。自ら魔法生物化することで事実上の不老不死を手に入れる……」

ナギサ「ご主人様、私を生み出した技術との違いはなんなのでしょうか」
アリサ「ナギサは人形に私の魔力を植え付けて人工生命として芽吹かせた存在よ。
 もちろん生命維持のための魔力供給装置は取り付けてあるけど、自らゼロから魔力を生み出すことはできないから定期的に私のメンテナンスが必要ね」
ナギサ「はい。私はご主人様あっての存在です」
アリサ「あのエロ魔導師や王子は自ら魔法生物化することにより、死にながらも昇天できない、哀れな死者が負わされる苦しみを全て回避しているわ。
 そして存在を維持するための魔力の供給元は自分自身だから、適度に休んだり食事したりして魔力の供給を止めないようにすれば半永久的に存在できる。……反則技ね」
シズカ「1度は死ななければならないからこそ、魔法王国は『不老不死の研究"は"成功しなかった』と伝えられているわけね。ただ1度死んでしまえばこの通りと……」

チアキ「つまりこの技術を使えばあたしたちもイケメンたちと永遠に……?」
アリサ「『たち』で一緒にしないで」
シズカ「『楽しい魔法生物』なんて書いてあるけど、本当に楽しいのかしらね……」

ある幽霊の男の家にて――

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ムフフな夢を見られる「夢魔の枕」。

シズカ「で、あの本と引き換えに手に入れたのがこの枕と」
チアキ「あー、これは夢魔が夢の中に入るための目印みたいなものだね」
ミサ「目印?」
チアキ「そそ。大抵の夢魔は好き勝手に人の夢に入るんだけど、場合によっては魅了が効かなくて抵抗されてめんどくさいことになるのよ。
 だから夢に入られてもいいって人に枕を渡して長くお得意様になって貰うの。そういう人からは命に関わらない程度に毎日精力を貰えるっていう契約みたいなものね」
ミサ「ふーん、チアキも誰かに渡したことがあるわけ?」
チアキ「ないわねー。あたしは特定の誰かとなが~いお付き合いなんてガラじゃあないのよ」
ミサ「男遊びは一期一会じゃなきゃねぇ」

アリサ「……夢魔チアキはともかく、鬼の血を引いてる程度の一般人のミサはなんてああなのかしら……」
ルリカ「色街育ちらしいですけど、その色街で男に恐れられるレベルの色情魔ですからねミサさん……」
シズカ「子供のひとりでもできたら落ち着きそうなものですけど、それも鬼の血のせいで『自分より強い男』じゃないと子供を作れないらしいですわねぇ」
アリサ「男とみたらすぐ襲いかかるのはそれか……。ああ見えて自分より強い男を求めてるだけなのかしらね」

黒山羊教団の男の隠れ家にて――
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長年の禁欲生活にうんざりして教団を抜けると宣言した黒山羊教団の幹部信者。

チアキ「ああ、すぐに寝ちゃったわ。なかなかいい男だし、長年溜め込んだ欲求不満ってとっても『おいしい』からこの場で相手してあげても良かったのに~」
ミサ「寝てる間にちょちょ~っとイタズラしちゃうとかは?」
チアキ「枕を持ってる人の精力を勝手に奪うと担当の夢魔が怒るのよねぇ。この枕は何人もの人を渡り歩いてきてるけど、枕を持っている限りはその人間はその夢魔のものだから」
ミサ「あー、残念!」

アリサ「この『黒山羊のペンダント』があれば教団の本部に殴り込みを掛けられるのね」
ルリカ「その奥には総主教、そして<堕落の神>が居るらしいけど……。その間の結界はどうするのかしら」
アリサ「記録通りならやっぱりレイアードがなんとかしてくれるんじゃないの?」

黒山羊教団・総主教の部屋――

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不確定名の「巨人」が良い味を出しすぎている醜い総主教。

ナギサ「残るはあなたひとりです。ご観念なさってはいかがですか?」
総主教「ば、馬鹿を言うな! お前たちだって3人は眠りに落ちて何もできないではないか! まだ戦いは終わったわけではないぞ!」
チアキ「……あら、そう。じゃあ正真正銘終わらせてあげるわ。――猛毒
総主教「ば、馬鹿な! 周囲が猛毒に包まれる! 息が、呼吸がぁぁぁ……ごふっ、ウボァー
チアキ「――あたしは、アンタみたいな醜い男が一番嫌いなのよ」
ナギサ「介錯はお任せください」(斬首)

ナギサ「ご主人様、起きてください」
アリサ「うっ……ナギサ、助かったわ。吸血鬼といえど睡眠魔法はどうしようもないわねぇ。
 闇の種族は<太陽のアンク>を持てないのがネックね。むしろ他の種族よりも睡眠には弱いのかしら……」

ルリカ「ほらミサさんやシズカさんも起きてください」
ミサ「ん、ごめんねぇ、助かるよ」
シズカ「うーん、ルリカちゃんがキスしてくれたら起きるかもぉ……」
ルリカ(無言の殴打)
シズカ「いったぁ!?」
ルリカ「馬鹿なことを言ってないで、<堕落の神>のところまで進みますよ」

<堕落の神>の部屋――

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何かを察するレイアードの図。
気分を害したフウカ一行には後の決戦で「画面に出られない刑」を執行されました。

レイアード「やあやあ、待っていたよ」
アリサ「やっぱりアンタが居るのね……」
レイアード「おおっと、そんな口を聞いて良いのかい? 僕の力を借りなければここを通ることはできないよぉ?」
アリサ「はいはい、お願いします~。……1つ質問があるんだけど」
レイアード「なんだい?」

アリサ「この先に居る<堕落の神>。これは<本物>?
レイアード「良い質問だ。――間違いなく本物さ。
 僕たちが強い冒険者を求める理由、それは<異界の神々>が関わっている。そう話したはずだ」
アリサ「<聖騎士の記録>にもあったわね。自分が支配する予定の国までも異界の神々に支配されたらたまらないから……でしたっけ?」
レイアード「ご名答――<聖騎士>たちが動いていたときならね。今は状況が違う。
 ――僕がこうして動いたのには王国にも話を通してある」
アリサ「――!?」

レイアード「さあ、話は終わりだ。この程度の封印を破るなど、星脈の力を得た僕には屁でもない。だがこの先に居る<堕落の神>はキミタチに倒して貰わなければね
アリサ「……嫌味な奴」
レイアード「褒め言葉として受け取ろう。さあ、行くんだ!」

堕落の神との戦闘

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「堕落の神」ご一行の出陣

シズカ「敵の動きよりこちらの方が速いわ!――<静夜>、これで前列の敵の動きは封じた!」
ミサ「オラオラァ! 並みの『デーモン』ごときアタシの敵じゃないわ!」
シズカ「<吹雪>! さあ、これで前列は片づいたはず!」
堕落の神「――!!」
アリサ「何!? ――くっ!?」ガクッ
次々と崩れ落ちる仲間たち。

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敵は残り1体、こちらもナギサと沈黙で無力化したチアキだけ!

チアキ「くっ、向こうも<静夜>を使ってくるなんて……! あたしも呪文を唱えられない……!」
ナギサ「……あとはお任せください。――私が作られた生命で良かった」
チアキ「ナギサ?」
ナギサ「私が作られた存在だからこそ――このような危険にも動じずに敵を打ち砕くことができるのですから!

人工生命であるナギサには睡眠なんて通じない。それこそが主人を守るための存在である故に与えられた能力。
ナギサが振り下ろした鎌は――堕落の神の胴体を両断した!

チアキ「……絶対に怒らせたくないねえ、あの子は」

戦闘後

アリサ「――見事ね、ナギサ」
ナギサ「お褒めにあずかり光栄です、ご主人様。できれば、さっきの宿でご褒美を……」
アリサ「アンタもそっちのクチなの!?」

ルリカ「……仲良しですねー、あのふたり」
シズカ「ですわねぇ。私たちもあんな感じに――」
ルリカ「お断りですよ?」
シズカ「喰い気味に否定されたわ……」

レイアード「やあ、流石だね」
アリサ「うわ、でたわね」
レイアード「また酷い言い様だなぁ。……ひとまず、これでキミタチが倒さなければならない<異界の神々>の1体を倒した。この先にも連中がいるはずさ」
アリサ「<炎獄の神>と<氷界の神>……」
レイアード「そして地下10階の<混沌と破壊の神>。連中を全て倒して僕のところに辿り着いたとき、本当の目的を話そうじゃないか」

そう言って彼は<転移>で去って行った……。

アリサ「……」
シズカ「口車に乗るのは癪ですわね。でも……」
アリサ「他に道はないわ。地下6階から直接地下10階に行く道は封じられている。あの神々の品を手に入れないと進むこともできない」
ナギサ「ご主人様、それでは……」
アリサ「進むわよ。とりあえずアイツを殴って、あのお宝を奪い取ってやらないと気が済まない」

――ということで茶番分90%の記事でした。
次回は地下8階・9階を攻略したら更新する予定。他のゲームと並行してプレイしているのでのんびりペースでやっていきたいですね。